猫背の原因になるクセ・習慣とその改善方法まとめ
18/08/19 14:28:26 19/04/07 20:26:12
現代人には猫背の原因が多々あります。また、改善せずに放置した結果、若いうちから取り返しの付かない状況になっている人も多いようです。
そこでこのページでは、猫背の原因や改善策について解説します。
目次
猫背の原因は?
まず猫背になる原因としては以下のものがあります。
- 長時間のスマホ使用。
- スマホを使用する際に下を向いて猫背になっている。
- 長時間のパソコン使用。
- パソコンを使用する際に前のめりになって背中が丸まっている。
- 運動不足による筋力低下。
- 無意識に猫背になるクセが付いている。
- 視線恐怖症や対人恐怖症により下を向いて人からの視線を避けている。
以上のような原因が挙げられます。
まずもっとも多いのは、スマホやパソコンの長時間使用とその際の姿勢に原因があるパターンです。
スマホやパソコンを背中を丸めて長時間使用するとどうしても猫背になります。猫背のクセが付きますし、どんどん背中の柔軟性、筋力が損なわれていきます。
知らず知らずのうちに猫背のクセが付くだけでなく、そもそも猫背以外の姿勢をキープすることが困難になっていきます。
スマホやパソコンの長時間使用に加え、運動をしていないとなおさら猫背は悪化します。
そして、実際こういった状況に陥っている現代人は多いでしょう。
スマホが引き起こる姿勢悪化の原因は?
またスマホやパソコンを使用する時間が長いと、普段歩くときにもその姿勢が定着してしまいます。
猫背の状態がその人のなかで通常の姿勢になってしまっているのです。
視線恐怖症や対人恐怖症が猫背の原因にも
最後に、視線恐怖症や対人恐怖症が猫背の原因になっているパターンもかなり多いです。
実際、視線恐怖症や対人恐怖症の特徴の一つとして猫背が挙げられています。
人に見られるのが怖くて下を向いていると自動的に猫背になります。
胸を張って堂々と歩くことがどうしても難しい症状なので、仕方がないとも言えるでしょう。
残念ながらこういった精神疾患が原因の猫背は猫背よりも深刻な問題が背後に潜んでいるので今回は対象外としています。
事項で猫背の改善策を紹介しますが、精神疾患が原因の猫背に関しては残念ながらこのページでは改善できません。
猫背の改善方法
猫背の原因を上述しましたが、次にそれぞれの改善方法を紹介します。
まずスマホやパソコンが原因の猫背に関してですが、もちろん使用を辞める、時間を短くする、といった方法がベストです。
しかし、スマホでの情報収集やパソコン仕事は現代社会において避けられず、なおかつ長時間化も避けられないケースが多いでしょう。
適宜休憩を挟みつつ使用することは重要ですが、簡単に改善できるポイントとしては姿勢です。
スマホでもパソコンでも同じですが、背中を丸めている姿勢が問題なわけです。
猫背の姿勢の改善方法
スマホの場合、スマホに覆いかぶさるような姿勢はNGです。
なるべくスマホを目の高さに上げ、背中が丸まらないように使用すると良いです。
次にパソコンは前のめりにならないように注意する必要があります。
背もたれに背中を付けてタイピングすれば前のめりになることはないので、集中するあまり顔をモニターに近づけて作業しないようにしましょう。
背中だけでなく目にも悪影響です。
もう一点現代人が猫背になる原因として運動不足を挙げました。
運動不足によって、背中の筋力と柔軟性が下がっていることが猫背の原因です。姿勢を維持するためにはある程度の背筋と柔軟性が必要ですが、筋力がなくなると姿勢を維持できず、また背中の筋肉や骨が前のめりの姿勢で固まってしまっているケースも多いです。
筋肉や骨の問題を早めに改善できれば良いですが、放置していると取り返しが付かないことになります。
猫背を通り越して腰や背中が前に曲がってしまっている人もいますが、実際目にしたことのある人も多いでしょう。
骨や筋肉が固まる前に柔軟性アップ、筋力強化を行いたいので、特に背中の脊柱起立筋のトレーニングをおすすめします。
猫背シリーズ記事
- 1ヶ月で猫背矯正を目指す人へ!実践者の声を集めました
- どれが1番効果のある猫背矯正ベルトか調べてみた
- 猫背を治した人がオススメする猫背矯正グッズ6選!
- エンジニア必見!肩こりを解消するためのグッズ・習慣まとめ
- 猫背の原因になるクセ・習慣とその改善方法まとめ(この記事)
脊柱起立筋トレーニング
スマホやパソコンの注意点は上記の通りですが、脊柱起立筋の筋力が強く柔軟性があれば、多少姿勢が崩れていても身体に問題が生じる可能性は低いです。
猫背の矯正方法はいろいろありますが、脊柱起立筋を強化するのがもっとも効率的かつ爆発的に高い効果を得られます。
そして、脊柱起立筋の鍛え方は以下です。
- デッドリフト
- ブリッジ
- バックエクステンション
- ワンハンドローイング
他にもいろいろあるのですが、有名なのは上記です。このなかでも特におすすめなのはデッドリフトとブリッジでしょう。
筋トレは効率が重要ですが、短時間で体全体に負荷を掛けることが可能です。
デッドリフト
ジムに行く機会がある人は、ぜひデッドリフトを取り入れることをおすすめします。
最近は筋トレブームなのでいろいろな業種の人がジムに通っており、特に体調管理が必須でなおかつ時間を自由に使えるフリーランスの人でジムに通っている人は多いかと思います。
気分転換も兼ねてジムに行っている人はわりとランニングマシンやベンチプレスで満足してしまいがちですが、ぜひデッドリフトも取り入れると良いですね。
身体の後ろ側の筋肉はあまり目立たないという理由で鍛えない人も多いのですが、猫背の改善、姿勢の改良、といった点でメリットがあります。
また体の後ろ側を鍛えると後ろからの見た目だけでなく、正面からの見た目も変わります。
特に筋トレに興味がない人が見ても、体の前側ばかり筋肉が発達した体はなんとなく違和感があります。
背中の筋肉量は正面から見てもわかり、欧米人のボディバランスが良く見える理由の一つに体の背面が発達しているという点も挙げられます。
後ろに反る筋肉を鍛えることで猫背にならなくなります。
ブリッジ
ジムに行かない方はブリッジがおすすめです。
デッドリフトほどの負荷はないものの体重に対してバランスよく筋肉が発達し、なおかつ後ろに反るので背中の柔軟性がアップします。
普段猫背の人は背中の筋肉や背骨が丸まって固まってしまいがちなので、ブリッジで筋肉を鍛えつつ柔らかくできると良いですね。
ブリッジは慣れないうちは寝た姿勢から行い、慣れてきたら立った姿勢から後ろに体を倒すようにブリッジするのがおすすめです。
そして、ブリッジからまた立った姿勢に腹筋を使って起こします。この動作を繰り返すことで、腹筋、背筋、下半身、首の筋肉を強化できるので非常にコストパフォーマンスが良いです。
毎日やっても1分程度で終わるので、時間がなくてできないこともないでしょう。ジョギングなどが無駄というわけではありませんが、時間がかかるわりに消費カロリーも少なくコストパフォーマンスはそれほど高くありません。
ブリッジは筋トレ兼柔軟で短時間で終わり、筋肉の修復のためのカロリー消費等ダイエット効果もあるので猫背改善以外の効果的にもおすすめと言えるでしょう。
ブリッジの注意点
ただし、いきなり無理をして反りすぎると腰や背中を痛めます。
継続していれば徐々に筋力も柔軟性も向上していくので、焦らずコツコツ続けることが重要です。
逆に言えば急に筋力や柔軟性が高まるわけではなく、根気よく続けるしかありません。
筋トレも柔軟も根気よく継続することが重要で、毎日の習慣にしてしまうのがベストです。
毎日1分程度で終わることなので習慣化にも無理はなく、長期的に続けられるかと思います。
少しやって辞めてしまったらなんの効果も得られないので、無理せず続けることを最優先してください。
エンジニアガジェットシリーズ
- エンジニアのおすすめ椅子6選!ロングワークでも疲れないゲーミング、腰痛対策チェア!
- エンジニアがおすすめのディスプレイ5選!目が疲れないプログラミングモニター!
- (この記事)エンジニアがおすすめの机5選!自宅でのデスクの作業環境はこれで決まり!
- エンジニアがおすすめするマウスランキング!logicoolなど生産性を大きく向上させる4選!
- 作業効率を劇的に上げる!おすすめの無線マウス6選
- エンジニアが選ぶこだわりのおすすめキーボード4選!打感と生産性の疲れない有・無線ボード!
- エンジニアのおすすめイヤホン4選!遮音して集中力を高めるコレクションまとめ
- エンジニアのおすすめ腕時計5選!大人メンズに人気の邪魔をしないオシャレ腕時計!
- エンジニアがおすすめの耳栓4選!集中力を向上させる高音カットetc!
人気記事