【Swiftのフリーランス案件情報付き】仕事やエンジニアの将来性・学習方法!
17/12/14 10:35:08 20/01/20 10:35:48
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最近、macOS/iOSアプリ開発において、急速にプロジェクトが増えているSwift。
聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか?
今回はそんな話題が高まっているSwiftについて解説していきます。
目次
Swiftとは?特徴は?
Swiftとは
Swiftは、2010年よりLLVMとClangの主要開発者クリス・ラトナー氏により開発開始、アップル内部での開発期間を経て、2014年のWWDCで発表、開発者向けにベータ版の提供が開始されました。
その後、Xcode 6.0よりSwift 1.0が同梱、XcodeのバージョンアップとともにSwiftのバージョンが上がるように、macOSやiOS向けの主要なプログラミング言語の一方で、近年ではオープンソース化も進み、サーバーサイドでの開発も模索されている状況が続いています。
Swiftの特徴
Swiftには、以下の特徴があります。
モダン
Swiftは、2014年に初めて一般に公開されてからまだ年月が経っていないこともあり、あらゆる面でモダンな言語と言えます。
ジェネリックプログラミングやクロージャー、タプル、Optional型の採用により、高度な機能も比較的容易に記述することができると言われています。
安全
Swiftでは、他のプログラミング言語では記述ミスでバグを引き起こしやすかった部分について、文法的に発生しにくいような構造になっています。
例えば、if文でtrueだった時の処理が1つのみの場合、C言語やObjective-Cなどでは可能だった{ }の省略がSwiftではできなくなっています。また、switch〜caseにおいても、明示的にfallthroughを指定しない限りフォールスルーすることもなくなりました。
他にも、型チェック、変数の初期化を必須としていること、数値型のオーバーフローの検査など、安全性ではかなり優れていると言えるでしょう。
インタラクティブ
Swiftでは、インタプリターとしてスクリプト実行することも可能な他、対話的に処理を行うということもできます。
また、Xcode 6以降を使うことで、Playgroundsを使って、コードの実行結果を確認しながら開発することも可能です。
Swiftのメリット・デメリット
では、Swiftにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?以下に書いてみましょう。
メリット
仕事に就くために必要な学習をしやすい
Swiftが発表されたのは2014年と、プログラミング言語の中ではかなり歴史の浅い言語です。今日ではSwiftへの期待もあり、Swiftで書かれたプロジェクトが増えている他、エンジニアも増えています。
とはいえ、既存の言語と比べると、経験と実績のあるエンジニアは決して多いとは言えないため、いち早く習得することで、他のエンジニアと差をつけることは比較的容易と言えます。
また、多くの場合、SwiftではmacOS/iOSアプリの開発向けに使われる関係上、開発ツール「Xcode」を使いこなせれば、ほぼ全てのmacOS/iOSアプリ開発案件に対応できるようになります。
このこともあり、Swiftは仕事に就くための準備が比較的少ない方に当たると考えられます。
Objective-Cと共存できる
Swiftは、Objective-Cの後継の言語として発表されたということから、Objective-Cとの相互運用をできるように設計されています。したがって、Objective-Cで書かれたコードをSwiftから呼び出すことも、Swiftで書かれたコードをObjective-Cから呼び出すこともできる他、双方のコードを拡張させるような使い方もできる場合もあります。
Swift特有の文法やライブラリーなど、Objective-Cから入った場合には新たに覚える必要のあることはありますが、iOSアプリを開発するにあたっては、Objective-Cで身につけたことはほとんど使うことができます。
デメリット
大規模なコードの改修が必要なことがある
Swiftは、概ね1年に1回のスパンで大きな変更が行われる傾向にあり、その中には大規模な改修が必要なレベルのものが発生する場合があります。
これまでの変更の中で、2016年におけるSwift 2からSwift 3への変更が極めて大規模で、C言語やObjective-Cを引きずったな書き方を廃止して、よりSwiftらしい書き方への移行が必須になりました。2017年ではSwift 3からSwift 4への移行の際はそれほど大規模な変更ではなくなり、Swift 3とSwift 4のソースコードを混在させることができるようになりました。
Swift 4以降は大規模な改修を強いるような言語仕様の変更が行われるということは避けられるようになるものとは考えられますが、油断はしない方が良いでしょう。
また、アップルがレガシーなものへの互換性にあまりこだわらないという方針もあり、古いAPIが使えなくなる、あるいは問題が発生するようになるということもしばしば起こります。
したがって、定期的なメンテナンスが必要になると言えます。
フレームワークの開発時に気をつけるべきことがある
Swift 4までの段階では、外部のSwiftライブラリーを使うときは、基本的にソースコードからビルドする必要があります。これは、ABIが安定していないことによるもので、違うバージョンのコンパイラーでビルドしたライブラリーをリンクすることができないという制約によるものです。
オープンソースのライブラリーを使う上では問題になることはありませんが、そのライブラリーを配布しようとする際は、コンパイラーのバージョンを合わせることが必要になり、大変不便になることが考えられます。この時のためには、Objective-Cを使った方が良いでしょう。
現時点ではほとんど潰しが利かない
Swiftの場合、事実上対応できる分野はmacOS/iOSアプリ開発に限られます。オープンソース化に伴い、GNU/Linuxシステムを中心に他プラットフォームへの展開自体は始まっていますが、まだ本格的に定着しているとは言えない状態です。
したがって、MacやiPhone、iPadなどが終了した時、Swiftもまた終了するリスクが非常に高く、他の言語などを使えないと、極めて深刻な事態に陥ってしまうという可能性はあります。
SwiftとObjective-Cの言語の違い
SwiftとObjective-Cは共に、macOS/iOSアプリ向けの主力言語として使われていますが、それぞれ言語仕様の面で違いがあります。
今日では、Swiftはどちらかというとアプリに特化していてフレームワーク開発には向かない部分がある一方、Objective-Cはフレームワーク開発での制約が緩いという傾向があります。
SwiftではObjective-Cよりも後発であるということもあり、Objective-Cにはなかった機能が多数追加されていて、全体的にObjective-Cよりも安全になるように作られています。
例えば、Objective-Cではオブジェクトにおいて、厳密に型を区別できないほか、nilになる可能性がありますが、Swiftでは型チェックが厳密になり、型が違うか、通常の場合でnilになりうる場合はOptional型にしないとコンパイルが通らなくなっています。また、Optional型かどうかでコードが見分けられるようになっています。
このほか、Objective-Cではクラスを作成する際、ヘッダーファイルと実装ファイルの2ファイル構成が前提でしたが、Swiftではヘッダーファイルが不要になりました。
Objective-CではC言語及び、Objective-C++としてC++のコードを直接コールすることができますが、SwiftではC言語及びObjective-Cのコードはブリッジヘッダーを使用することで、C++のコードは直接読み出せないものの、C言語またはObjective-Cでラップしたものをコールすることができるという違いがあります。
SwiftとJavaの違い
SwiftとJavaでは、共にスマートフォンアプリ向けの開発言語として使われているという意味では共通点がありますが、歴史・主に使われている分野等が大きく異なるため、比較が難しいです。SwiftとJavaの違いは大きく以下の違いがあります。
- Javaは1995年に登場してから20年以上にもわたる歴史と実績があるが、Swiftは2014年に登場したばかりでJavaと比較すると歴史と実績は遠く及ばない。
- Swiftは主にiOSおよびmacOSのアプリ開発に使われている一方、JavaはAndroidアプリのほか、ウェブアプリやシステムなど多岐にわたる分野で開発が行われている。
- Swiftは主にiOS/macOSアプリ開発に絞られることもあり、案件・エンジニア共に少ない。Javaは分野が多岐にわたり、案件・エンジニアともに豊富にある。
以上、これらのこともありSwiftはJavaと比較すると学習コストが比較的少ないと言えますが、対応できる分野はほぼiOS/macOSアプリ開発に絞られるため、分野を広げたい場合は現時点ではあまりSwiftは進められないと言えます。
とは言え、近年ではSwiftのオープンソース化が行われたこともあり、他プラットフォームでもSwiftを使えるようにしようという動きが進んでいるため、将来的にはJavaを超える可能性はあります。
Swiftの在宅案件はある?
Swiftの在宅案件は多い
SwiftはiOSで使われるプログラミング言語で、iOSの案件は多いです。そのため、Swiftの案件数も多いです。iOSはもともとObjective-Cがメイン言語でしたが、現在はSwiftに移行しています。
古いアプリだとObjective-Cで作られていることも多いのですが、今からの新規開発ならSwiftがメインでしょう。iOSの案件が多い以上Swiftの案件数も多いのですが、できればObjective-CとSwiftは両方扱えた方が良いです。
Swiftだけでも仕事はあるのですが、Objective-CからSwiftに置き換える案件や、Objective-Cをベースに新規の部分のみSwiftで実装するような案件もあります。その場合書くのはSwiftですがObjective-Cが読めないと整合性が保てなくなります。
どちらかのスキルがあればもう一方を勉強するのはそれほど難しくないので、片方に絞るメリットはあまりないです。また今後Swiftが優勢になるからObjective-Cを勉強する必要はないと思われるかもしれませんが、Objective-Cが完全に蚊帳の外になるにはまだ時間が掛かりそうです。
Androidも扱えた方が良い
スマホアプリの開発案件を受注するのであれば、iOSだけでなくAndroidも扱えた方が良いです。セットスキルと考えて間違いないでしょう。最初に仕事を受注する際はiOSかAndroidで受注することが多いですが、たとえば先に作ったiOSアプリのAndroid版を作れないか、といった声が掛かることも多いです。
そのため、iOSとAndroidのどちらも扱えた方が仕事の幅が広がるということです。せっかく仕様を把握したのであれば、iOSとAndroidの両方を開発した方がコストパフォーマンスが高くなります。
また両方セットで開発すれば単価が二倍になるだけでなくもっと高くなる場合もあり、かなりお得です。発注する側もiOSとAndroidで仕様が変わるのを避けたいので、できれば同じ人に担当してもらいたいと考えているケースが多いです。
スマホアプリ開発を考えるならiOSとAndroidはスキルセットと考えた方が良いです。
Swiftの学習方法
Swiftは非常に学習のしやすい言語の一つであると言えます。これは、実際のSwiftの開発で覚えておくべきことが少ないということと、学習用含めて、強力なツールが整備されているということ、オープンソース化の恩恵もあり、ウェブ上で気軽に学習できるようになっているということが挙げられます。
少なくとも以下の方法で学習することができます。
- Xcodeをインストールして使う
- Swift Playgroundsを使う
- paiza.ioなどの外部のサービスを使う
もし本格的にアプリを開発するのを考えているのであれば、Macが必要になりますが、Xcodeをインストールして使いこなすということが一番の近道です。実際にアプリを開発することができるほか、Playgroundを使って、インタラクティブに結果の確認をしながらプログラミングを学習することができます。
iPadを持っている場合は、Swift Playgroundsでも学習をすることができます。こちらはゲームの感覚で学習をすることができます。もしMacやiPadを持っていないのであれば、paiza.ioなどのウェブツールで学習するということもできます。
学習はかなりしやすい部類に入るSwiftですが、使いこなせるようになるには、根気よく学習し続ける必要はあります。
Swiftの将来性
Swiftは、今後将来性の高い言語の一つであると言えます。これは、オープンソース化にされて以降、他プラットフォームへの展開も進められており、すでにUbuntuではパッケージをインストールするだけで利用可能になっています。ウェブアプリ開発用のフレームワークの開発も進められています。
また、GoogleやFacebookにおいても、Swiftを導入しようとしている動きがあると報じられており、将来的にはAndroidアプリ開発でも使用可能になるのではという可能性もあります。
したがって、Swiftは多方面から注目されているということもあって、マルチプラットフォーム展開が成功して、定着に成功すれば、非常に強力な言語へと発展する可能性はあると言えます。
一方で、今日では事実上macOS/iOSに特化した言語に過ぎないという状況があり、マルチプラットフォーム展開に失敗し、さらにMacシリーズまたはiPhone/iPadシリーズの展開が終了または普及度が大幅に下がったときの影響は非常に大きいという不安はあります。
まだ実績に乏しいということもあり、不安はありますが、将来のポテンシャルを秘めた言語であるということもあり、是非とも検討に入れると良いでしょう。
まとめ
他の言語と比較して、登場してからまだ年月が経過していないとは言え、その期待の高さから知名度を一気に上げて、プロジェクト・エンジニアの数を増え続けているSwiftですが、誰よりも早くスキルを身につけることによって、より高い報酬を得られるチャンスを得やすいという側面もあります。
他の言語と比較すると学習する環境も充実していること、覚えなければならないこともかなり少ないこともあり、初心者でも身につけやすいというのもSwiftの魅力といえます。
もしmacOS/iOSアプリの開発に興味を持っていて、さらにスキルを身につけたいという方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Swiftの求人案件の単価相場(単位:万円)
実際、Swiftの技術者はどのくらいの単価で現場へ常駐しているのでしょうか?以下、現在のアルマサーチが取り扱う案件の単価相場をまとめてみました。
いかがでしょうか。右肩上がりになっていることが分かると思います。
ちなみに単価を決める一番の要素はスキルなのですが、年数が短くとも高単価の方など、必ずしもこの表に当てはまらない方もいらっしゃいます。
ですが、一般的には実務経験=スキルと判断される採用担当者が多く、市場的にも実務経験と単価の相関性は非常に高いです。アルマサーチでは、経験年数に見合った高単価案件を多数とりそろえています。
実務未経験者
25万円程度 /月
実務経験半年
30万円程度 /月
実務経験1年
40万円程度 /月
実務経験2年
50万円程度 /月
実務経験3年
60万円程度 /月
実務経験4年間以上
70万円以上 /月
Swift経験が少ない方にも朗報!
Swift案件は市場に多々あり、新人でもOKという案件も増えてきています。
アルマサーチでは、今後Swiftをやっていきたいという方や、Swiftを学んだのでこれを仕事にしてみたい、自社である程度Swiftをやったのでフリーランスになってみたい、という方たちが案件を獲得しやすい環境をご用意しています。
Swift案件は経験があればあるほど高単価を狙えます。アルマサーチでご紹介した新人向け案件で実績を積み、さらに単価を上げていきましょう。中には週5日常駐の案件以外にも週3〜4日勤務の案件や在宅でできるリモート案件も増えてきています。お気軽にお問い合わせください♪
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15,【androidのフリーランス求人・案件情報】アプリエンジニアの開発単価や相場は?
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