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【Scalaのフリーランス求人・案件情報】エンジニアの開発単金や年収、将来性は?

Scalaとは?

今日において、多くのシステムで使われている「Java」、一部においてはその後継の言語として言及されている「Scala」という言語はご存知でしょうか?

近年ではTwitterやLinkedInをはじめとしたウェブサービスなどにおいて導入されたことから、注目度が高まってきており、案件でも取り上げられはじめてきていると言われています。

今回はそんなScalaについて、解説していきましょう。

Scalaとは?

Scalaは、Javaプラットフォーム(Java Virtual Machine, JavaVM)上で動作するオブジェクト指向言語・関数型言語の特徴を併せ持つプログラミング言語です。

その歴史は比較的浅く、2001年にスイス連邦工科大学のマーティン・オーダスキーによって設計されました。同氏は過去にはJavaの開発にも携わっていたことがありました。

その後、2003年末に内部で公開、2004年はじめにJavaプラットフォーム上でリリースされました。

今日ではJavaプラットフォーム上でサポートされていますが、2004年6月から2012年にかけては.NET Frameworkでもサポートしていました。

近年ではScalaの注目度が上がってきており、2011にはTwitter社が導入を決定、LinkedInでもScalaが導入しているということもあり、先進技術の導入に積極的な企業を中心に採用例が増えているそうです。

プログラマーたち!

Scalaの特徴は?

Scalaには、以下のような特徴があります。

簡潔な記述が可能

Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を併せ持った言語であるという特徴から、処理を簡潔に書けるという特徴を持っています。同じ処理をJavaとScalaで書いた場合、ScalaのコードはJavaの1/5にまで抑えることができるほどだと言われています。

Javaとの互換性

Scala自体がJavaプラットフォーム上で動作するという言語の仕様上、Javaとの親和性は高いレベルにあります。Javaで書かれた資産をScalaで利用することが可能であると言えます。

このことから、JavaとScalaのそれぞれの得意分野を活かしながら、効率よく開発することができるようになりますが、それをできるようにするには相応のスキルが求められるでしょう。

Scalaのメリット

Scalaには以下のようなメリットがあります。これらのメリットを使いこなすことによって、高い生産性を誇ることができるようになるでしょう。

簡潔で生産性が高い

Scalaはかなり簡潔にコードを書くことができる言語の一つであることから、Javaと比較して可読性・生産性の高いコードになると言われています。これは、関数型言語とオブジェクト指向言語の特徴を併せ持ったことによる側面はあるほか、Javaでは実現できていないモダンな言語仕様をサポートしているということも挙げられます。

また、簡潔にコードを書けることで、Javaと比較してバグが発生する可能性を軽減させることもできるようになります。

Javaの資産を引き継げる

Scala自体がJavaプラットフォーム上で動く言語であるということから、Javaとの互換性が非常に高いという利点を持っています。このため、ScalaではJavaの資産の多くを引き継げると言われています。

Scalaを学ぶプログラマー

Scalaのデメリット

一方、Scalaでは以下のようなデメリットを持っています。

コンパイラーやIDEのサポートが貧弱

Scalaのコンパイルはかなり時間がかかると言われています。これは言語仕様としてかなり高度な機能を盛り込んでいるというのもありますが、コンパイラーの使い方が不適切なことが多いこともコンパイルを遅くしていることが伺えます。

また、IDEのサポートもJavaと比べて貧弱な場合が多いようです。利用者の多いJavaや、JetBrains社謹製の言語にしてAndroid Studioの公式言語にも加わっているKotlinと比較すると、IDEのサポートは後手になりがちなところがあるようです。

Javaを覚えていることが前提になる

Scalaはその登場経緯から、Javaプラットフォーム上で動作するという性質上、多くの場合はJavaと併用しているというケースが非常に多いことから、Javaを使いこなしていることが前提となっている場合が多いと言えます。

また、Scala自体、決してメジャーな言語でないということから、Scalaを使える状態であっても、Javaが使えなければ実務面で対応できるとは言えないため、Javaを使えるようになってからScalaを習得するということが強く求められるといえるでしょう。

関数型言語の特徴に慣れることが求められる

Scalaは関数型言語の要素を持っている関係上、関数型言語の考え方を持っていないと、開発において不便になる可能性があります。

とはいえ、Scala自体は純粋な関数型言語ではなく、むしろオブジェクト指向言語という側面が強いこと、記法自体はJavaに近いような書き方も可能であるため、実際に問題になることはそこまで多くはないものとは考えられますが、関数型言語の考え方に慣れていた方が望ましいと考えられます。

Scalaプログラマーの風景

Scalaの仕事内容は?案件のトレンドは?

Scalaはその歴史と言語使用の関係から、Javaの後継言語としばしば言われることもあり、Javaを使った案件において、Scalaを使う可能性は多少はあるものと考えられます。

とは言え、Scala自体は比較的マイナーな言語であるという関係上、過去の資産の多い大企業においては導入はやや消極的である一方、新規の技術の導入に積極的なベンチャー系の企業においてはしばしばScalaが導入される傾向があるそうです。

案件においては、その生産性の高さから、新規案件や既存のサービスの全面的リニューアルに利点を見出して導入する傾向が強いようです。例えば、ゲーム関連、アドテク関連、ビッグデータ、検索エンジン、ウェブなどにおいて導入される例が増えていると言われています。

一方、Androidアプリにおいては、Android StudioがKotlinを推している傾向が強いことからか、導入頻度は多いとは言えないようです。

Scalaを採用している企業は?

Scalaを導入している企業は意外と多く、普段使っているサービスでもScalaを使って実装されているというところは決して少なくないそうです。

例えば、TwitterやLinkedInにおいては、バックヤード部分においてScalaが導入されているそうです。とりわけ、Twitterにおいては、当初はRuby on Railsで実装されていたサービスをリニューアルするときに、ScalaとJavaを使用して置き換えたという経緯があります。

このように、新価値を提供するIT企業でScalaを採用する傾向が強い一方で、ガーディアンなどのメディア企業においてもScalaが採用されているなど、知らないところでScalaが使われているという可能性は高まりつつあるようです。

日本においては、ドワンゴやはてな、サイバーエージェント、SmartNews、ChatWork、グリーをはじめとした、ウェブ系を中心としたIT企業において導入されているそうです。

指導を受けるScalaプログラマー

Scalaの将来性や需要は?

Scalaの将来性においては、近年、短期間で成果をあげやすいといわれている特徴から、その需要を増しているという状況にあるといわれています。それも、TwitterやLinkedInをはじめとした有名なサービスで使われるようになったという特徴から、注目されるようになったという側面が非常に強いといわれています。

また、Scalaが持っている、関数型言語の要素は、JavaやC言語、Rubyをはじめとした、手続き型プログラミング言語とはまた違ったプログラミングのあり方を継承しているということが利点となり、簡潔にコードをかけるようになったことで生産性も向上したと考えられるようになり、新規案件において一刻も早くサービスを開始させるというニーズに合致したものといえるものと考えられます。

一方で、今日においては、日本におけるScalaの案件は決して多くはなく、それ以上にScalaを使いこなせるエンジニアの数は少ないという状況もあり、リスクはあるものの、うまくいけば活躍のチャンスもあるでしょう。

Scalaのおすすめ入門書は?

Scalaの入門書の場合、多くの本がJavaを使ったことがあるエンジニアを対象としていること、実際の業務においてもある程度Javaを使いこなせることが最低条件となっていることが多いため、もしJavaを知らないのであれば、まずはJavaから学習を始めた方が良いでしょう。

その上で、Scalaを学習するには、以下の入門書が人気があるそうです。

  • 『速攻理解!JavaプログラマのためのScalaプログラミング』 — 秀和システム
  • 『オブジェクト指向プログラマが次に読む本 — Scalaで学ぶ関数脳入門』 — 技術評論社

ある程度Scalaを使えるようになったら、以下もおすすめです。

『Programming in Scala: A Comprehensive Step-by-Step Guide, Third Edition (English Edition)』 — artima

Scalaでは日本語の情報は決して豊富とは言い難い部分があるため、英語での情報を積極的にとったほうが望ましいでしょう。

Scala開発の年収・単価・正社員とフリーランスでいくら位?

『[プログラマー年収ランキング2017!言語別、第1位はScalaの626万円](https://jp.stanby.com/media/programming_ranking2017/)』(みんなのスタンバイ)によれば、Scalaの年収は世界的に高い傾向にあり、日本においても2017年時点での年収は300〜1,400万円のレンジで、平均は626万円と、最高年収においては他の言語ではより高年収を出しているところがあるものの、平均年収ではPythonよりも高いという状態とのことです。

この背景には、Scalaを採用している企業は増えている一方で、Scalaを使いこなしているエンジニアの数がそれに追いついていないということもあり、供給不足として単価が高くなっているということが伺えます。

また、上記に加え、多くの場合、Javaを習得していることが必須となっている側面もあるためか、全般的にスキルの高いエンジニアが割合的に多いということも平均年収を押し上げている要因の一つとも考えられます。

ソースコードを見直すScalaプログラマー

ScalaとKotlin

Javaプラットフォーム上で動作し、一部ではJavaの後継と目されている言語として扱われているScalaですが、他にもKotlinという言語があり、共に知名度が一気に上がっています。

登場時期の関係から、コミュニティーの大きさで言えばScalaの方がやや歴史が長いこともあり大きいといわれています。一方、KotlinにおいてはAndroid Studioの公式言語としてサポートされるようになったことから、Androidアプリ開発では導入事例が急速に増えていて、すでにScalaよりもメジャーな言語としての位置を占めています。

とは言え、ScalaとKotlinではその方向性がかなり違っていて、Javaをこえる新言語という方向性をもって、言語仕様の追求が行われたScalaと、Javaとの連携とコンパイルの時間など現実的な実用性を重視したKotlinという違いがあるといわれています。

どちらもJavaから派生した言語で、導入事例が増えていて注目度も上がっている言語ですが、その方向性はかなり違うものになっていると言えるでしょう。

最後に

2004年に登場してから、その生産性の高さからTwitterやLinkedInをはじめとしたサービスで導入されるようになるほどの知名度・注目度を得たScala、その需要は伸びている一方で、エンジニア不足が続いているという状況にあるといわれています。また、近年ではAndroidアプリ開発を中心にKotlinが人気上昇中ということもあり、不安要素が出ている側面は否定できません。

とは言え、Scalaもまた今後の発展が見込める言語ということもあり、Javaを使いこなせるエンジニアであれば、是非ともScalaを身に付けて、今後の糧にしていくことが望ましいでしょう。

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