年収1000万のWebデザイナーの仕事内容や働き方、副業収入を調べてみた

18/03/11 13:32:10     18/08/27 20:04:22

Webデザイナー

リモートワークなど、インターネットを介して通勤せずに働くスタイルが浸透することにより、「フリーランス」への注目が高まっています。

Webデザイナーについても例外ではなく、これまで企業に属して通勤していたWebデザイナーから、フリーランスのWebデザイナーへ転向を考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな気になる「フリーランス」としてのWebデザイナーに焦点を絞って年収や働き方を調べてみました。

フリーランスのwebデザイナーが得られる年収について

フリーランスと聞いて、まず気になるのが収入ですよね。

会社から一定の収入がある状態とは違い、自分で仕事を探して受注していく必要がありますから、フリーランスになっても生活に困らないだけの収入が得られるかどうかは非常に重要になって来ます。

会社に勤める場合

まず、会社に勤めているWebデザイナーの場合、平均的な年収は300万~400万程度と言われています。

ここで求められるスキルはWebデザインスキルの他にhtml、cssのコーディングスキルが求められます。

この場合、収入を上げたいと思ったらより給料のいい会社に転職するのが一般的な方法です。

単に転職するだけなら、年収ダウンの可能性もありますが、様々なスキルを磨いて自分をアピールすることで、年収アップに繋がる転職をすることも可能になります。

クラウドソーシングなどで収入を得る場合

クラウドソーシングでの成果物によって異なりますが、コンペなどでデザインだけを提示する場合は数万程度の報酬となるでしょう。

ただし、コンペで勝ち抜かなければこの報酬はもらえません。また、生活するだけの報酬を得るためには複数のコンペで選ばれ続ける必要があります。

そのため、メインの収入源にするというよりは「副業」としてクラウドソーシングを利用する方が年収アップに効果がありそうです。

フリーランスのWebデザイナーになる場合

フリーランスのWebデザイナーの場合、収入は受注するプロジェクトによって大きく左右されます。

Webデザイナーとしてのスキルが低いうちは難易度の低いプロジェクトを選ぶ必要がありますが、コーディングなどのスキルの幅を広げたり、日常レベルの英会話ができる、ディレクションができる、などスキルを磨くことでより高い報酬のプロジェクトに参加できるようになります。

また、難易度の低い案件も複数を効率よく回せるようになることで、収入アップに繋がります。

このように、自分の頑張りや努力次第で収入を上げることができるのがフリーランスという働き方なのです。
Webデザイナーの仕事場

独立・副業・在宅などWebデザイナーの多様な働き方

前述したように、Webデザイナーが収入を得る方法は多様化しています。

また、それに伴って働き方にも単に会社に属して通勤をするスタイルだけでなく、様々な方法によって活躍できる環境がすでに整っています。

例えば、副業についてはこれまで本業に悪影響を与えるという理由により「副業禁止」とする企業が多く、そんな中副業を始めることはリスクやネガティブなイメージを伴っていました。

しかし、現在では多くの企業が本業や本人のスキルアップにも良い影響を与えるという理由により副業を解禁し始め、個人と企業を繋ぐクラウドソーシングなどのプラットフォームも非常に充実しています。

さらに、Webデザイナーのように成果物が重要視される職種については在宅勤務も認められるようになってきました。

「会社に通勤していなくてはならない」という固定観念から解放されつつある今、独立してフリーランスとして活躍することへのメリットはますます拡大しているとも言えます。

フリーランスのWebデザイナーになるには?

全くの未経験からフリーランスのWebデザイナーになるなら、スクールに通うなどしてまずはスキルを磨く必要があるでしょう。

そして、自分でWebサイトをデザインできるようになったら、SNSやポートフォリオサイトなどでそのデザインを発信したり、クラウドソーシングなどで実績を積むといいでしょう。

特に実績・経験の有無はフリーランスとして営業していくにあたり、非常に重要視されるポイントですので、いつかフリーランスのWebデザイナーとして起業したいと思うなら、まずは副業から前述したようなことを始めてみましょう。

Webデザイナーの職場風景

フリーランスのWebデザイナーはいくら位の収入?

フリーランスのWebデザイナーになった場合、受注するプロジェクトでの働き方は大きく分けて3種類あります。

それぞれに収入の目安も違ってきますので、あらかじめ把握しておき自分にどの働き方があっているか、イメージして見ましょう。

常駐

クライアント企業に指定された場所に通勤して働くのが「常駐」型の働き方です。

常駐が求められる状況としては社外秘の情報保護や、特定の担当者と念密なやりとりが必要な場合などが考えられます。

どちらも、高いスキルが求められる傾向にありますので、収入も必然的に高くなります。

デメリットとしては通勤さながらの拘束時間が発生することと、条件によっては複数の案件を同時に受注することができないため、その他の案件を制限する必要があることです。

しかしながら、大手企業が絡むプロジェクトはは常駐が必要なことも多いため、フリーランスにとってはメリットも大きいと言えます。

収入は月収40~120万と振れ幅が大きくなりますが、平均的には月収60万前後が多いでしょう。

受託

好きな時間と場所に仕事をして成果物を納品するのが「受託」型の特徴です。場合によっては打ち合わせのためにクライアントと会うこともありますが、基本的にはチャットやメールを使ったコミュニケーションがメインとなります。

メリットは条件がない限り、自分の自由なスケジュールで進行できること、デメリットは機密情報などを取り扱うことがないため、比較的単価が低いプロジェクトが多いことです。

収入の目安は月収20~30万が平均的な金額となりそうです。

副業

メインの収入源を確保しつつ、土日などの時間を使ってWebデザインを受注するのが「副業」型の働き方です。

副業の最大のメリットは「安定した収入源を確保しつつチャレンジできること」でしょう。

現在では副業でも仕事がしやすいインフラが整っており、Webデザイナーとして実績がなくてもクラウドソーシングなどを通して実績を積むことが可能な時代です。

デメリットは得られる収入が低いことです。
これは副業というだけあって仕方ないかもしれません。

例えばクラウドソーシングなどのコンペに応募して、最終選考で選ばれたとしても数万円の報酬が一般的な金額です。

また、コンペで選ばれない場合は報酬がもらえませんので、収入としては0になることも十分にあり得ます。

フリーランスデザイナーが収入を上げるには?

フリーランスのWebデザイナーとして収入を上げるには活躍できるスキルの幅を広げることが重要となってくるでしょう。

特にクライアントから重宝される存在となるには以下のようなスキルが収入アップに効果的と言えそうです。

エンジニアスキル

Webデザイナーでもhtmlやcssを使った基本的なコーディングスキルは求められますが、そこからさらにjavascript や java 、 phpなどのプログラミング言語を習得することで、さらに活躍の場を広げることができ、収入にも直結する効果が期待できます。スキルの習得は簡単ではありませんが、収入に直結するスキルですので、チャレンジする価値はあります。

マーケティングスキル

どんなに素晴らしいサイトもある程度の流入がなくては誰にもみてもらえません。そのため、サイト制作にはマーケティングの視点が欠かせないものとなります。

しかしながら、クライアントが制作・開発もマーケティングも・・・と様々な方面への知識を持った上でプロジェクトを依頼する訳ではありません。そのため、マーケティングの視点からどんなデザインにすべきかという提案ができるWebデザイナーは非常に重宝されるのです。

マーケティングの実績をあげるためにはある程度のサイト運用にも関わる必要がありますが、定期的な収入を得るという意味でも、運用をしながらマーケティングのスキルを磨くことは非常に有益と言えるでしょう。
仕事をするWebデザイナー

webデザイナーの仕事のやりがいは?独立してでもやりがいある?

Webデザイナーの仕事は間違いなくやりがいのある仕事だと言えます。

なぜなら、Webデザインを行うことにより、要件の内容を的確に捉えるスキルが身につけることができ、それをさらに上位職であるWebディレクターやプロジェクトマネージャーなどへの転身に生かすことができるからです。

Webディレクターの仕事はクライアントとのコミュニケーションや要件定義、スケジュールと品質管理など、プロジェクトそのものの指揮をとるものとなります。

こうした職種へキャリアアップする可能性も秘めているのがWebデザイナーなのです。

Webデザイナーの初任給は安いのか?

Webデザイナーの初任給は20万前後が平均的な金額となっているようです。

新卒かどうかなどによっても変わってくる可能性はありますが、実績が全くない場合、自分のスキルアップも兼ねた就業となるため、全体的に低くなる傾向にあるようです。

また、Webデザインの場合は人材の供給が比較的多いことも収入が低くなりがちな理由になっています。

要は「Webデザイナーになりたい人が多い」ため、変わりはいくらでもいるという観点から低収入に陥りやすいと言えます。

こうした状況を解決するには自分自身がスキルアップし、他者との差別化を行うことが非常に重要かつ効果的な収入アップにつながります。

初任給は安いWebデザイナーですが、可能性を諦めずに頑張ることで年収を底上げできる、将来性のある職種なのです。

年収1000万円以上のWebデザイナーは存在するか?

結論から先に書くと、年収1000万円以上を稼ぐWebデザイナーは存在します。

年収1000万を越えるためには月に80~100万は稼ぐ必要があるので、普通のサラリーマンとしてWebデザインを担当している状況では非常に難しい収入でしょう。

そのため、高収入のWebデザイナーの多くはフリーランスで、かつ、人脈を使って組織化しながら仕事ができる人が多いようです。

例えば、営業やマーケティングを信頼できる人に依頼することができれば、仕事を取るために営業活動を行う時間を、品質の向上に向けることができますし、制作人数を増やすことができれば、請け負う案件の量も増やすことができますので、人件費を払ったとしても個人だけで仕事をするより収益を増やすことが可能です。

そして、さらに大切なことはいろんな企業から案件を受注することです。
よほどの大企業でない限り、たった一人のために1000万円もの費用を払うことはあまりありません。

そのため、複数の案件を掛け持ちしつつ、人脈を育て、合計で年収1000万を達成するのがもっとも近道と言えるでしょう。

また、本業とは別でアフィリエイトなどの副収入をつくることも年収1000万円に近づく方法の1つです。
せっかくWebの知識があるのですから、幅広く事業をおこなうことで、本業への良い影響も見込めます。

アフィリエイトなら、マーケティングやライティングといったスキルアップと同時に実績を得ることもできますので、Webデザイナーにとって相性の良い副業と言えるでしょう。

Webデザイナーの平均年収が低いと言われる中、「年収1000万円なんて夢のまた夢・・・」と諦めている方も多いかもしれません。

確かに会社に勤めながら1000万円を達成するには、まず大手企業に入社する必要がある時点で、最初からごく限られた人にしか達成できない目標のように感じますよね。

しかし、前述したように、フリーランスという道を選択し、スキルアップすることで、いくらでも年収1000万を目指せるチャンスを得ることができるのです。
Webデザインのイメージ

まとめ

Webデザイナーの年収について、詳しく調べてみましたがいかがでしたでしょうか。

デザイナーと言われるクリエイティブ職はWebに限らず、収入を上げるために工夫が必要となりますが、「どのように収入を上げるか」を考えてみると色々な働き方の選択肢があることがはっきりしましたね。

転職先を選ぶ時、リモートワークが可能かあらかじめ確認しておくだけでも、より自由な働き方が選択できますし、そうすると開いた時間をさらなるスキルアップに当てることができます。そうして、フリーランスのWebデザイナーになる選択をする人も今や決して珍しくないのです。

好きな仕事につくために努力してきたからこそ、さらにスキルアップしながら高収入を得る働き方を目指しましょう。

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