VB.netの用語まとめ

19/02/17 20:46:05     19/04/08 11:46:03

VB.netの用語

VB.netが何かよくわからない。フレームワーク?ライブラリ?総合開発環境?プログラミング言語?と混乱されている方もいるかもしれません。

そこでこのページでは、VB.netがそもそも何かといったことや、関連する用語について解説します。

プログラミングでシステムを作るだけなら、用語はそれほど重要ではありません。実際ソースコード中心に学習していて、用語の意味には興味がない、知らない、といったエンジニアの方もいると思います。

そういったエンジニアのスキルが高いケースもあるのは事実です。たしかにプログラミングするだけなら用語の意味はさほど重要ではないのですが、どちらかというと情報収集の際に用語の意味を知らないと混乱することになります。

たとえば開発中などはただでさえ難しくて頭が疲れていることが多いため、そのときの情報収集で用語の意味がわからないと余計に混乱し、場合によっては投げ出したくなってしまうかもしれません。

そこで、あらかじめ用語の意味を知っておいて、いざ情報収集する際にスムーズに文章を読めた方が後々楽なのです。早く情報収集したいときに用語の意味がわからなくて用語の意味を調べたらまた知らない用語が出てきて・・・・といったことは私自身初めのうちによく経験したことですが、今考えると先に用語の意味をざっくりとでも把握しておけば良かったと思います。

ぜひVB.netの用語の意味をざっくりと把握し、後々の開発で楽をしてください。またVB.netの用語を知っておけば他のプログラミング言語にも通じるものが多いため、プログラミング全般において役立つはずです。

VB.netとは?

まずVB.netが何かですが、「Visual Basic .NET」の略です。プログラミング言語の一種なのですが、Windowsでのみ動くという特徴を持っています。なぜWindowsのみかというと、開発したのがマイクロソフトだからです。

マイクロソフトが利益的な観点からあえて他のOSでは動作しないよう設計したと言われています。しかし現状はマルチプラットフォーム開発が進み、VB.netをMacやLinuxで動かす方法も簡単に導入できるようになっています。

しかしあえてVB.netをMacやLinuxで動かす必要はあまりないので、どうしても必要という場合以外はWindowsで開発し、Windowsで稼働させるのが一般的でしょう。

VB.netと関係するプログラミング言語

VB.netの意味で混乱を招く原因の一つに、派生する言語がいくつかあるという原因が挙げられます。上記の通りVB.netは「Visual Basic .NET」の略ですが、「Visual Basic .NET 2003」もVB.netと略されることが多いです。

違いとしては、「Visual Basic .NET」の次のバージョンが「Visual Basic .NET 2003」です。イメージとしては、Windows8とWindows10の違いのようなものになります。また、より新しいバージョンには「Visual Basic 2005」がありますが、これはVB.netではなくVBと略されることが多いです。

後ろにバージョンの変遷を紹介しますが、VB.netとVBはバージョンが違うだけで基本的に同じものと考えて問題ありません。ちなみに、変遷は以下のようになります。

  • Visual Basic 6.0 Visual Basic
  • Visual Basic .NET
  • Visual Basic .NET 2003
  • Visual Basic 2005
  • Visual Basic 2008

まず、一番最初の「Visual Basic 6.0 Visual Basic」はVBという略称で呼ばれていました。次に「Visual Basic .NET」が誕生し、VB.netの略称で呼ばれるようになりました。この時点では、古いバージョンがVB、新しいバージョンがVB.netという認識です。

次に「Visual Basic .NET 2003」が誕生しましたが、これも前のバージョン同様VB.netの略称で呼ばれています。問題は次なのですが、「Visual Basic 2005」なので、略称がまたVBに戻っています。

マイクロソフトの意図はわかりませんが、「.net」の部分が冗長だと思ったのかもしれません。そして、次の「Visual Basic 2008」もVBです。略称の変遷をたどると以下のようになっています。

VB → VB.net → VB.net → VB → VB

当たり前ですが、まったく覚える必要はありません。疑問を持ったまま混乱している人もいるので、あえて詳細に解説しました。ちなみに、二つ目の「Visual Basic .NET」以降はVB.netをベースに作られています。

つまり、略称が途中でVBに戻ったからといって、中身まで最初のVBに戻ったわけではありません。「Visual Basic 2005」で略称はVBに戻りましたが、中身はVB.netのものを引き継いでいるので、その点は混同しないようにしてください。

こうして細かく見るとどうでもいいようなことで、今まで混乱していたことがバカバカしく思えるかもしれません。VBとVB.netの違いで混乱する人が多く、バージョンの違いということまでわかってもどっちが新しいバージョンなのか、という論争は後を絶ちません。

結論としては、VBからVB.netになって、その後VBに戻ったということでした。

VB.netの重要用語

VB.netそのものについて紹介しましたが、次にVB.netと関連する用語について紹介します。関連する用語は多数ありますが、そのなかでも解説等によく出てくる重要用語を紹介します。

フレームワーク

フレームワークは超重要用語で、プログラミングを書いていく土台のようなものです。あくまでもイメージなので実際の内部ロジックは異なるのですが、総合開発環境の上にフレームワークがあって、その機能を引用したりしながらソースを書いていくようなイメージです。

フレームワークの機能としては、記述の誤りを正したり、フレームワークから機能を借りてきて実装したり、入力補完してくれたりします。

ライブラリ

フレームワークと混同されがちな概念なのですが、ライブラリは実装に関する処理のまとまりです。フレームワークが実装の土台になるのに対し、ライブラリはクラスやメソッドを借りてくるのに使うイメージです。

パッケージ

パッケージは日常用語でも使うかと思いますが、ひとまとめにしたものです。何をひとまとめにするかというと、クラスライブラリやツールなどです。ライブラリと混同されることがありますが、ライブラリがクラスなどのソースコードのまとまりであるのに対し、パッケージはソースコードだけでなくツールなども含みます。なので、パッケージの方が広範囲と覚えておくと良いでしょう。

API

Application Program Interfaceの略で、機能を共有する仕組みです。たとえば誰かがWeb上にAPIを公開すると、ソースコードは見られないが、APIとして提供された部分の機能は利用できる、といった形になります。

まとめ

以上、VB.netそのものに関する用語や、関連する用語について解説してきました。

たかが用語と思われるかもしれませんが、たしかに用語を知らなくても実装はできます。

しかし用語がわからないと情報収集の際に意味がわからず混乱するので、ぜひ早めに用語の意味をある程度押さえておいてください。

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