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プロジェクトマネージャ試験に合格したらどれほど収入に影響する?実際に求人見たら

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャ試験はIT資格でも有名かつ人気かつ高難易度の資格ですが、プロジェクトマネージャ試験に合格することでどのくらい収入に影響するのでしょうか。

資格が必須の求人はない

まずIT業界全般に共通することですが、資格が必須の業務は存在しません。たとえば危険物の取扱い、薬剤の調合、フグ料理、医療行為、税理士業務、これらは専門的な資格が必須の部分もあります。

しかし、IT業界においては資格が必須の業務というのは一つもないのです。プロジェクトマネージャも例外ではなく、資格がないとプロジェクトマネージャができないというわけではありません。

むしろプロジェクトマネージャ資格を持っていないプロジェクトマネージャの方が多数派です。さらに言えば、資格を持っているから優秀なプロジェクトマネージャで、資格を持っていないからスキルの劣るプロジェクトマネージャだというわけでもありません。

プロジェクトマネージャを募集している案件は常にありますが、資格を必須条件にいている企業はまずないでしょう。また資格を持っているかどうかで明確な給与規定を設けて募集している企業も少数派です。

プロジェクトマネージャーのファイル

プロジェクトマネージャ試験による給与加算

プロジェクトマネージャ試験による給与加算を規定しているのはSIerの下請け企業に多く、それにはある理由があります。SIerの下請け企業はエンジニアを開発現場に派遣することで収入を得ていますが、その際にエンジニアは主に資格で評価されます。

受注先の企業がIT企業とは限らないのでスキルを明確に判定できないことと、一人一人スキルを洗い出している時間も労力もないからです。つまり、資格が必ずしも業務スキルと比例しないのを承知のうえで、仕方なく資格で判断しているイメージです。

SIerの下請け企業ではエンジニアを人月単価で管理するので、プロジェクトマネージャ資格を持っていると企業の収入もエンジニア本人の給与もアップするケースが多いです。逆にWeb系や自社開発がメインの企業であれば、プロジェクトマネージャ資格を持っているという事実だけで給与が加算されることは稀です。

プロジェクトマネージャ試験を通して培ったスキルを現場で実際に活かして貢献することが評価され、給与アップにつながります。結論としては、プロジェクトマネージャ資格の有無そのもので給与が変わってくるのはSIerの下請け企業に限定されると言っても過言ではありません。

その前提のもと、どのくらい給与がアップするのか解説していきます。

プロジェクトマネージャ資格の有無でどのくらい収入が上がる?

プロジェクトマネージャ資格の有無のみで収入が変わるのはSIerの下請け企業がほとんどだということでしたが、実際どのくらい収入に影響するのでしょうか?具体的な金額は、企業によってまちまちです。

しかし、おおよそ月収に1万円~4万円程度資格手当として加算されるパターンが多いです。あとは、資格取得時に一時報奨金として10万円ほどもらえる企業も多いです。またプロジェクトマネージャ試験で培った知識を活かして出世すれば役員手当等ももらえます。

具体的な金額は多くの企業であらかじめ決定されているので、転職時に資格を持っていた場合も入社後取得した場合も同じ扱いになるケースがほとんどです。一時報奨金に関しては入社前に取得しているともらえないことが多いので、エンジニア同士では入社後に取得すれば良かった、といった冗談が言われることも多いです。

一時報奨金の話はあくまでも冗談で、多くのエンジニアは自身のスキルアップ、市場価値を高める、月収を上げる、といった理由で資格取得しています。

PMになると給与も上がる?

プロジェクトマネージャ資格はコストパフォーマンスに優れている?

プロジェクトマネージャ資格のコストパフォーマンスに関してですが、実は賛否両論あり、見方によります。まずプロジェクトマネージャ試験は決して易しい資格試験ではなく、特に現状基本情報技術者資格も応用情報技術者資格も持っていない方が志す場合なかなかに長い道のりになります。

SIerのエンジニアの多くは数年掛けて仕事の合間に勉強し、プロジェクトマネージャ資格を取得します。もちろん一時報奨金がもらえ、月収も数万円上乗せされ、自信のスキルアップにもなるのでメリットは大きいです。

しかし、コストパフォーマンスという観点では微妙との見方もできます。まず一生SIerでやっていくのであればプロジェクトマネージャ資格を取得する価値が十分にありますが、たとえばWeb業界やフリーランス化を狙うのであれば、プロジェクトマネージャ資格のコストパフォーマンスは必ずしも高くありません。

資格の有無が直接収入に直結しないことはもちろん、スキルの活用としても限定的です。つまり、Web業界への転職やフリーランス化を目指すのであればプロジェクトマネージャ試験の勉強よりもプログラミングスキルやマーケティングスキルを磨き、世の中に需要のあるものを生み出した方が良いということです。

プロジェクトマネージャ資格よりもコスパの良いものって?

たしかにプロジェクトマネージャ資格の取得は確実にスキル、収入がアップするという点では魅力的なのですが、同じ労力と時間を掛けるならWeb業界でのステップアップやフリーランスへのステップアップを視野に入れて努力した方が大幅に収入アップする可能性が高いでしょう。

資格取得と違って努力が絶対に収入に直結するとは限らないというデメリットはありますが、プロジェクトマネージャ試験に合格するほどの労力を注げば収入は上がると考えられます。

今の時代働き方は多様化していて、なおかつエンジニアは特に自由度が高いです。プロジェクトマネージャ試験を頑張るよりも、資格試験ではなく受託開発や個人開発を頑張った方が収入が跳ね上がる可能性は高いでしょう。

またエンジニアから派生してサイト運営等行っている人も多く、そこでも数十万の収入になっている事例は多々あります。プロジェクトマネージャ資格取得よりも少ない努力で月収が数十万円増えるのであればそちらの方が良いかもしれません。

またマーケティングスキルとエンジニアとしてのスキルが組み合わさればビジネスにしやすいので、プロジェクトマネージャ資格だけに捉われない方が良いかもしれませんね。

PMの良し悪し

プロジェクトマネージャ資格が非効率なわけではない

以上のようにプロジェクトマネージャ資格を取得することで確実に月収が数万円上がりますが、費用対効果で言うと必ずしもコストパフォーマンスが良いわけではないということでした。しかし、だからといってプロジェクトマネージャ資格の取得が非効率というわけではありません。

今後もSIerで働いていきたい方にとっては、確実に月収数万円上がる資格は取得する価値があると言えるでしょう。またスキルアップによって需要も高まるので、SIer内での転職に有効です。

SIerでもスキルアップしていかないと新しく出てきたプログラマー等に仕事を奪われてしまうので、プロジェクトマネージャ資格を取得してマネージメントの方向にスキルアップしていくのは自分の市場価値を高めるうえで有効な戦略です。

ただし、SIer以外にも幅広く視野に入れてスキルアップやキャリアパスを考えるのであれば、プロジェクトマネージャ資格の取得よりも効率的な方法は多々あるということでした。

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