【PMのフリーランス求人・案件情報】仕事やスキル、役割や学習方法までご紹介
18/04/22 15:34:51 19/05/05 11:37:22
目次
PMの最新案件情報 <随時更新中>
PM(プロジェクトマネージャー)の仕事とは?
PMとは、その名の通りプロジェクトをマネージメントする仕事です。具体的には、プロジェクトの工数管理、エンジニアたちへのサポート業務、顧客や関係各所への説明・書類作成業務、現場ルールの策定、セキュリティのチェックなどです。
エンジニアや顧客とコミュニケーションを取りながら、プロジェクト全体を成功に導くのがPMの仕事です。このことからもわかる通り、PMには大きな責任があります。
そのプロジェクト内で一番偉い存在なので、プロジェクトが成功するかどうかの責任はPMにあるとも言えるでしょう。実際は個々のエンジニアの能力や現場に投じた費用などが大きく関係するのですが、形式上PMが責任を取ります。
現場に人が足りなければ会社に相談し、予算が足りないなら追加する、といった判断、行動を取っていくのもPMの仕事なので、業務内容や責任範囲は多岐に渡ります。
PM(プロジェクトマネージャー)の平均年齢と年収は?
まずPMの平均年齢に関してですが、レバテックキャリアでは30代後半~40代前半、中には20代で活躍する人もいる、と発表されています。PMの平均年齢に関する明確な統計データがあるわけではないようですが、IT転職の鉄板であるレバテックキャリアの担当者の感覚なので、おおよそ合っている可能性が高いでしょう。
次に平均年収に関してですが、データを取っている機関によってばらつきがあります。たとえば、ITスキル研究フォーラムでは613万円、DODAでは670万円、となっています。他にもマイナビやリクナビでもPMの平均年収の統計が取られていますが、いずれもばらつきがあります。
PMの平均年齢や平均年収はばらつきがありますが、もちろん各所がでたらめに統計を取っているからではありません。このようにばらつきがあるのには、IT業界の変化の早さや臨機応変さが影響しています。
たとえば、「PMのようなエンジニアのなかのリーダーのような微妙な立ち位置」「ITコンサルのようでもPMのようでもある」といったように、PMなのかそうでないのかよくわからない立ち位置で働いている人も多いです。
PM兼エンジニア、PM兼コンサルタント、など複数の役職をまたいでいる人もいます。IT業界で変化が激しいのは技術だけではなく、プロジェクトの形やあり方も日々変化しているのです。
その結果、従来のPMの枠に必ずしも当てはまるPMばかりではなくなっています。もともと役職の枠が曖昧なIT業界でさらに変化も激しいので、より一層誰がどのポジションかわかりにくいのが現状です。
会社やプロジェクトとしても、きっちりとPMという役職や役割にこだわるというよりは、臨機応変に必要な人材を募集しています。その結果、同じPMでもほぼエンジニアの人もいれば、コンサルタント、場合によっては経営者に近い立ち位置の人もいます。
PMの平均年収や平均年齢を算出しようとしてもこのようにそもそもPMの枠自体曖昧なので、当然結果にばらつきが出ます。
参考URL
https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/343/
https://www.internetacademy.jp/it/management/produce/work-and-annual-income-of-pm.html#chapter2
https://shukatsu-mirai.com/archives/66738#i-3
PM(プロジェクトマネージャー)に求められる素養は?
PMに求められる素養としては、以下のようなものが挙げられます。
- 幅広いIT知識
- 開発スキル
- コミュニケーションスキル
- 書類作成能力
- 問題解決スキル
まずPMはエンジニア、顧客と技術ベースに話を進めます。そのため、設計やプログラミングのIT知識は必須と言えるでしょう。場合によってはPMが設計書に手を加えることもあるので、ロジックを無視したものは作れません。
プログラミング知識がないと実現不可能な設計書になってしまう可能性があるので、PMはプログラマーやエンジニアからステップアップして着任する人が多いです。知識があるだけでなく、実際に開発経験があるとなお良いでしょう。
基本的に、開発経験がないとPMとしてかなり不利になります。エンジニアの話している内容がわからなかったり、顧客からの質問に回答するのにいちいちエンジニアを同行させないと答えられなかったりすることになるので、PMはエンジニアと同等かそれ以上にシステムに詳しい方が良いです。
そして、PMはこれらのITスキルを活かしてコミュニケーションを取ることが重要です。エンジニア、顧客、社内とコミュニケーションを取り、進捗状況や今後の計画を意思伝達します。
PMは頭のなかではIT知識を用いていろいろ考えますが、最終的に会話や文書作成によって形にします。この点がエンジニアやプログラマーと大きく異なることかもしれません。エンジニアやプログラマーは設計やプログラムで考えていることを表現しますが、PMは日本語や英語で表現します。
コミュニケーション能力同様、書類作成能力も求められます。プロジェクトで起こったことは文書として形に残す必要があるので、正確性、スピードが求められます。文章を作成する能力に加えて、ExcelやWordなどのソフトの扱いにもたけていた方が良いです。
ツールや関数を使いこなせると便利で、VBAで書類作成を一部自動化できるとなお良いでしょう。
そして、最後にPMにもっとも重要なのが問題解決スキルです。IT知識、コミュニケーション能力、書類作成能力、すべての能力を使ってプロジェクト内で起こっている問題を解決していきます。
問題解決スキルは抽象的な表現ですが、すべての能力を総動員してプロジェクトをより良い方向に持っていく意識とスキルが必須です。
PM(プロジェクトマネージャー)は会社ではどんな役割をする?
PMは開発現場ではプロジェクトの計画、進行、問題解決を行いますが、会社内では管理職的な役割を担うことが多いです。会社員の場合プロジェクト内のことだけでなく社内の業務もありますが、多くのPMはプロジェクト内でも社内でも管理側にいます。
コミュニケーションスキル、書類作成スキルといったスキルはプロジェクト内だけでなく社内での管理業務でも役立つので、スキルアップとしては相乗効果があります。また、こういったテクニック面だけでなく、プロジェクト内でも社内でも部下となるエンジニアの悩み相談などを受けることも多いです。
仕事のことからプライベートのことまであるかもしれませんが、PMはこういった相談を受けることで、人間力も磨かれると言われます。人間力というと非常に抽象的でわかりにくいですが、要するにいろいろなことを考えながら人と対峙する能力でしょう。
フリーランスにPM(プロジェクトマネージャー)の仕事が少ない理由は?責任の所在?
どのプロジェクトにもPMがいる場合がほとんどですが、実はフリーランスのPMは少ないです。システムエンジニアやプログラマーはフリーランスで現場に常駐している人も多いのですが、PMは稀でしょう。
業務系システム開発の場合は、特に大手企業の管理職としてPMが配置されることが多いです。業務系システム開発では大手企業が元請けでその下に複数の中小企業が入る現場が多いのですが、この場合大手企業の会社員がPMになります。
その理由としては、自社の社員が多く知っている人が多い、元請けにもっとも責任があるのでそこから責任者としてPMを置いた方が責任の所在が明確になる、といった理由があります。
PMは人間関係や責任の明確化が重要なので、なるべく顔が広く、責任がはっきりするポジションの人物が適任なのです。逆にエンジニアやプログラマーは個々で動くことが多いので、必ずしも現場内で顔が広い必要はありません。
もちろんエンジニアやプログラマーもチームで動きますが、作業自体は個人個人なので、ある意味自己責任です。このことから、フリーランスのエンジニアやプログラマーは多いが、PMは少ない、といった状況になっています。
顧客としてもPMがフリーランスだと本当に信用できるのか不安に思う可能性もあるので、元請けのベテランがPMになるのが安心と言えます。
ただし、近年は事情がだんだん変わってきているのも事実です。プロジェクトマネージメントも一つのスキルとして効率化されているので、従来のように顔の広さや雰囲気的にこなすものではなくなってきています。
従来までのPMはなんとなく顔の広さで指揮を取ることも多かったのですが、最近のプロイジェクトではコミュニケーション一つ取っても効率化されており、指揮の取り方や責任の所在に関してもテクニカルに決定しています。
こういった事情から、フリーランスのPMも増えているのです。また、IT業界に限った話ではありませんが、契約内容や責任の所在を無視して上司が部下に仕事を押し付けるようなことも起こり得ます。
会社員のPMの場合社内でも権限をそれなりに持っていることが多いので、部下となるエンジニアやプログラマーにパワハラやセクハラを行う事例も実際起こっているのです。下請け企業なら別会社なのでこのようなことは起こりにくいのですが、自社内だと権力関係で部下は従わざるを得ないこともあります。
つまり、こういった問題を防ぐためには外部からフリーランスでPMを入れるのが案外有効だということです。フリーランスのPMは論理的にプロジェクトの計画、進行、トラブル対処を行い、プロジェクト内の権力関係に依存することがありません。
結果的に、フリーランスのハイスキルPMを導入した方がトラブルなくプロジェクトが進む可能性があるということです。また、会社員のPMと違ってフリーランスのPMは完全に自己責任です。
会社員だとプロジェクトメンバー同士で責任の所在を押し付け合ったり、PMがエンジニアに責任を押し付けてしまう事例もあります。フリーランスの場合契約上責任がはっきりするので、合理的な面もあります。
会社員のPMとフリーランスのPMは一長一短と言えるでしょう。
PMOとPM(プロジェクトマネージャー)の違い
PMOとは、プロジェクトマネジメントオフィスの略です。ポジションとしては、PMの下にPMOが付く形になります。また、PMOは以下の3つに分けられます。
- PMOアドミニストレータ(文書管理の責任者)
- PMOエキスパート(セキュリティ、現場ルールの責任者)
- PMOマネージャー(PMO全体の責任者)
以上のような区分になっており、PMの下にPMOマネージャー、さらにその下にPMOアドミニストレータとPMOエキスパート、という構成になります。PMOを導入しているすべての現場でこのように綺麗に区分されているわけではありませんが、概念上は上記のようになっています。
PMOはアメリカではすでに一般化しており、日本でも徐々に認知度が高まってきています。そのため、エンジニアからPMOを目指している人もいるでしょう。ただしPMOはあくまでもPMの下の役職なので、PMOを目指している方や現在PMOの方も、最終的にはPMを目指す可能性が高いです。
PMとPMOの違い、関係性はこのようになっています。
PM(プロジェクトマネージャー)が必要とされるスキルや資格は?
PMに必要とされるスキルは、素養と同様に以下になります。
- 幅広いIT知識
- 開発スキル
- コミュニケーションスキル
- 書類作成能力
- 問題解決スキル
最後の問題解決スキルが最重要で、コミュニケーションスキル、書類作成スキル、ITスキルなどを総動員し、最終的にプロジェクト内の問題を解決して成功に導きます。PMはエクセルを扱うことが多いのでエクセルエンジニアと揶揄されることも多いのですが、個々のプログラミングや設計作業よりも、エクセルで全体を統括する作業の方が重要性は高いと言えます。
IT業界ならプログラミングしてなんぼといったイメージがあるかもしれませんが、特に業務系のシステム開発においては顧客側の知識やコミュニケーションを取りながら全体を動かしていくスキルの方が重要になります。
そのため、PMは他の業界にも通じるようなコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく総合的な人間力が求められます。
PMに必要な資格に関しては特にありません。資格がなくてもプロジェクトを統括していくスキルがあればPMは務まります。しかし、あえてPMに有効な資格を上げるなら以下のようなものになります。
まずプロジェクトマネージャーとITストラテジストは国家資格です。基本情報技術者、応用情報技術者の上位資格に相当するので、少なくとも応用情報技術者を持っていることが前提となります。
応用情報技術者を持っていない方は、まずはそれを取得し、そこからプロジェクトマネージャーやITストラテジストを受けることになります。
ITILに関しては、近年注目されているITサービスに関する資格です。ITを単なるシステムと捉えるのではなく、最終的な消費者である顧客を意識してプロジェクトを進めていくための考え方が試験内容となっています。
ただしプロジェクトマネージャーやITストラテジストの方が難易度、重要性ともに高いので、ITILよりはプロジェクトマネージャーやITストラテジストがおすすめです。
プロジェクトマネージャーシリーズ
1、【PMに聞きました】カオスなプロジェクトを乗り切るタスク管理術
2、【PMOのフリーランス求人・案件情報】
3、PMのフリーランス求人・案件情報
4、プロジェクトマネージャ試験に合格したらどれほど収入に影響する?
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