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フリーランスエンジニアの健康診断はどうする?経費で落とせる?

健康診断をするエンジニア

フリーランスエンジニアにとって、健康は最重要と言えます。スキルがいくら高くても、健康でないと作業できません。自分の体の健康を守ることは、フリーランスエンジニアの必須スキルです。

そして、自分の体の健康状態はある程度感覚的にわかります。たとえば、体のどこかが痛い、内臓の調子が悪い、といったことは普通に生きていればなんとなくわかるはずです。しかし、気付かないうちに病魔が体を蝕んでいることも多々あるのです。

実際、自分の体は健康体だと思って健康診断を受けてみたら、意外と引っ掛かる部分があった、重大な病の早期発見につながった、といった事例も多々あります。定期的に健康診断を受けておくことで、自分の健康状態、場合によっては命を守ることにつながります。

また、フリーランスエンジニアは長時間デスクに向かって座り続け、目も酷使します。長時間同じ姿勢でいると血流が滞り病気のリスクが高まり、目の酷使は目の病気や最悪の場合失明にもつながります。

さらに、仕事が忙しくコンビニ弁当が続いている、一人暮らしだから一人分わざわざ料理するのは面倒、好きなものばかり食べている、といった状態のフリーランスエンジニアも多いのではないでしょうか。

特に一人暮らしで在宅作業をしていると、運動不足、栄養不足、血行不良、顔色の悪さに誰も気づかない、といった不健康要素がそろっているので、健康診断は受けた方が良いと言えるでしょう。

健康診断する医師と看護師

フリーランスエンジニアの健康診断はどうすればいい?

会社員の場合は年に一回健康診断を受けます。費用は会社負担で、また業務時間に健康診断に行った分はきちんと給与が発生します。そのため、「今日は健康診断があるから午前中は仕事をしなくていい」といった形で喜んで健康診断に行かれる方も多いでしょう。

しかし、フリーランスエンジニアの場合はそうもいきません。健康診断は自費で受ける必要があり、またその時間は単純に自分の時間がなくなるだけです。健康診断を受けることによってお金が掛かり、またその時間の収入も減るというダブルパンチでデメリットがあります。

こういった事情から、フリーランスエンジニアは健康診断を後回しにしがちです。人によっては、後回しではなくそもそも受けていない方も多いかもしれません。何年も受けていないのであれば、その間に何らかの数値に問題が発生している可能性もあります。

30代以降の方はもちろん、若い方でも一度健康診断を受けた方が良いかもしれません。具体的に健康診断を受ける方法には、以下のようなものがあります。

  • 市区町村の健康診断を受ける
  • 40歳~74歳向けの特定健診を受ける
  • 保険組合指定の健康診断を受ける
  • 病院での健康診断を受ける

費用についての詳細は後述しますが、以上のような方法でフリーランスエンジニアは健康診断を受けることができます。

健康診断でCTスキャンを受けるエンジニア

個人事業主の健康診断は義務付けされていない?

個人事業主に健康診断を受ける義務はありません。法人として起業していて、従業員が一人でもいれば会社の費用で健康診断を受けてもらう義務が発生しますが、個人であれば義務ではありません。

その結果、長年健康診断を受けていない個人事業主が多いという状況です。特に若いうちは義務付けされていないとあまり健康診断を受ける気がしないのではないでしょうか。実際、若いうちは健康診断を受けても正常である場合がほとんどです。

個人事業主の生活スタイルも人によって異なりますが、普段から運動や栄養バランスを整えるよう心掛けている方であれば、健康診断を受けなくても問題ないケースが多いでしょう。

しかし個人事業主の健康診断事情は矛盾しており、健康への意識が高い人ほど健康診断を受けるケースが多いです。つまり、普段から運動をし、栄養バランスを整え、生活が健康的な個人事業主ほど意識的に健康診断も受けているということです。

もちろん一概には言えませんが、その傾向にあります。逆に、健康に対してあまり関心がなく、運動不足、栄養バランスが偏っている、昼夜逆転生活、といった状況の個人事業主ほど健康診断を長年受けていなかったりします。

一見矛盾するようですが、このようなことが起きています。明確な統計データがあるわけではないのですが、個人事業主のブログなどを見ているとこういった傾向が見て取れます。ただし、なんとなくこういった傾向が出ることは予測できるかもしれません。

結局のところ、健康意識が高い個人事業主は健康的な生活を送り、健康診断も受けます。健康意識が低い個人事業主は、不健康な生活を送り、健康診断も受けません。矛盾しているようで、実はそのままなのかもしれません。

ただ本当に健康診断を受ける必要があるのは不健康な生活を送っている個人事業主の方なので、自分が不健康な自覚のある方はぜひ健康診断を受けてください。

健康診断で血圧を測るエンジニア

健康診断のメリット

健康診断を受けていない個人事業主のなかには、忙しい、そんなお金も時間もない、といった状況の方もいるかもしれません。そういった状況の方に対しては、無理に受けるべきだとは言いません。

なるべく健康的な生活をしつつお金を貯めて、仕事を効率化して時間を作り、余裕が出てきたタイミングで健康診断を受ければ問題ないでしょう。何年も余裕が出ない場合は、健康診断以前に働き方に問題がある可能性があります。

個人事業主の場合いつでも健康診断を受けられるので逆に焦る必要はないのですが、健康診断を受けていない個人事業主の多くは、「単に面倒だから」「まあ大丈夫だろう」という理由で受けていないのではないでしょうか。

健康診断を受ける時間もお金もないほど切羽詰まっている個人事業主は稀なはずです。受けようと思えばいつでも受けられるはずなので、面倒くさがらずに受けた方が良いでしょう。

健康診断を受けるメリットは、自分が気付かない体の不調がわかる、不調に感じていたものの原因がはっきりする、何もなかったということで安心できる、といったことが挙げられます。

まず自分でも気付いていない体の不調に気付くことによって、早めの処置を取ることが可能です。また、気付かない不調の原因に生活習慣が関わっているのであれば、それを改善することができます。

すでに自分でもなんとなく不調を感じている場合、その原因をはっきりさせることができます。医療行為を受けて改善できるのであればそれがベストで、生活習慣に原因がある場合は正していくことができます。

“異変が何もない”と分かる安心感

次に、何もなかった場合であっても健康診断を受けるメリットはあります。普段あまり意識していないとはいえ、健康に対する漠然とした不安を抱えている方も多いでしょう。健康診断を受けて何もないとわかるだけでも、安心につながります。

健康に対する不安を抱えていると、「病は気から」と言われるように本当にストレスから病気になる可能性があります。ガンなどの死に直結する病の原因ははっきりしていないのが現状ですが、実は精神的なストレスは大いに影響すると言われています。

現代人はストレス、運動不足、睡眠不足、栄養不足、といった不健康になる原因が多いので、実際そこから病気になる方も多いです。個人事業主は一人でストレスを抱えながら頑張り続けることもあるので、精神的なストレスが体に影響をもたらす可能性も高いでしょう。

個人事業主は気楽に自分のペースでやれるので羨ましいと思われることも多く、実際そういった面もあります。しかし、すべての責任が自分に帰属し、またモチベーション管理や作業の配分や今後の目標設定などすべて自分で考える必要があるので、それがストレスになる面も多々あるのです。

すでに個人事業主をやられている方にとってはそんなことはわかっているかと思いますが、わかっているのであれば自分の体をいたわった方が良いでしょう。ストレスをすぐに軽減するのは難しいかもしれませんが、少なくとも健康診断を定期的に受けることで、ストレスが体に重大な影響をもたらしていないことを確認できます。

普段から健康に気を付けることと、定期的に健康診断を受けることで、個人事業主も健康に仕事を続けられます。

健康診断で血液検査

格安で健康診断を受ける方法

個人事業主が健康診断を受ける方法は上述した通りですが、金額に関しては以下のようになります。

市区町村の健康診断

基本的に1000円以下の手頃な金額で健康診断を受けることができます。30代は無料という自治体も多く、働く世代を応援しています。診査内容も身体測定、腹囲測定、血液検査、尿検査、問診、心電図検査、といった会社員が受ける健康診断の内容と遜色ありません。

40歳~74歳向けの特定健診

40歳~74歳向けの特定健診は国が定めている健診です。金額設定は自治体が行っていますが、自己負担額は無料になっている自治体が多いです。診査内容は身体測定、腹囲測定、血圧測定、血液検査、尿検査、問診、心電図検査、眼底検査、貧血検査などになります。

保険組合指定の健康診断

保険組合に加入している方の場合、そこで健康診断を受けることが可能です。費用は1500円~3000円程度です。自治体が行っている健診よりも少し高いのですが、保険組合に連絡すればすぐに受けることができるので、手軽さの面でメリットがあります。

病院での健康診断

病院での健康診断は割高で、自己負担額は数千円~1万円程度になります。自治体の健診に比べて予約してからすぐに健康診断を受けられるというメリットがありますが、高いのがデメリットです。

なるべく費用負担を抑えたい方は、自治体や保険組合で健康診断を受けるのがおすすめです。特に自治体の場合予約が多く、かなり先まで予約できない可能性はあります。どこかに健康診断結果を提出しなければならない場合、待ち期間が長すぎると困ります。

しかし、個人事業主の場合は特に急ぐ理由もないので、数カ月先の予約でも問題ないでしょう。お金に余裕があって1万円程度ならまったく気にならないという方を除いては、待ち期間が長くても自治体や保険組合の健康診断を受けるのがおすすめです。

ちなみに、基本的な健康診断内容であれば格安で受けられるのですが、ガン検診に関してはそうはいきません。どこで受けても5万円~10万円程度掛かるので、ある程度金銭的に余裕のある個人事業主限定になるかもしれません。

若くてもガンを患う方はいるので絶対大丈夫とは言えませんが、やはり若くしてガンになる方はかなり少数です。お金に余裕がない若い個人事業主の場合、どうしても無理に受けなければならないというものではないでしょう。

ある程度年齢の高い個人事業主の場合は、ガンのリスクもお金も若い人より多くなるので、受けておいた方が良いかもしれません。稼ぎが多いからといって5万円~10万円の費用負担が楽とは言えないかもしれませんが、若い世代に比べれば無理な費用負担ではないでしょう。

またガンが発見できる可能性も若い人よりは高いので、ある意味費用対効果は高いと言えるでしょう。中高年がガン検診を受けると経済力に対する負担が軽く、ガンを発見できる可能性も高いということで、皮肉ながらコスパは高いです。

もちろん何事もないのが最善ですが、リスクが高い以上受けた方が良いということです。

健康診断の順番待ちの場所

経費で計上は出来る?

個人事業主が健康診断を受けた場合、それを経費として計上することはできません。これも個人事業主が健康診断をあまり受けていない原因の一つになっているのかもしれません。しかし、上述の通り健康診断の費用は安く抑えようと思えば抑えることが可能です。

人によっては無料や数百円で受けることが可能で、どのような人であっても1000円~3000円程度に抑えることは可能になります。金銭感覚は人によって異なるので一概には言えませんが、このくらいの費用負担であれば経費にならなくてもそれほど痛手ではないのではないでしょうか。

やはり個人事業主の健康診断にとって一番ネックになるのは「面倒くさい」の一言に尽きるでしょう。時間的にも金銭的にもそれほど大きな負担になるものではないのですが、やはり義務付けられていないとわざわざ面倒な健診を受ける気になかなかなれません。

ただし健診を受けずに病気が進行すると、体がきついだけでなく仕事もできなくなり、そこから病院に掛かると余計にお金が掛かります。早期発見した方が結果的に面倒くささもなくなるので、面倒だからという理由で健康診断を怠るのはおすすめできません。

年に一回程度は健康診断を受けた方が良いかもしれません。

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