情報発信は過程や失敗も発信することが大切

19/01/15 11:30:15     19/05/05 17:19:06

シノブの情報発信#5

こんにちは。シノブ(https://twitter.com/sidelines_tw)です。

情報発信を始めるにあたって、実績が無いことを気にする方が結構いらっしゃいます。ですが、実績が無いので情報発信出来ないということはありません。むしろ、実績の無い今だからこそ出来る情報発信もあるのですよ。今回はその点に関して少しお話をしていきたいと思います。

情報発信は過去・現在・未来のストーリーが基本

自分のコンテンツを販売するとなると、実績を提示したり、実績や体験からくる経験則や知識を盛り込むことで、お客さんが同じような成果を出しやすくなったりするので、過去の実績を活かすことが必要になっていきます。しかし情報発信という点では、実績はどうしても必要な要素ではありません。

どちらかというと、過去にこういう経験や経歴があるからこそ、現在はこう考えていて、これから未来に向けて何をしていくかを伝えて、その過程を発信していくことにこそ大きな意味があります。

同じ出身地、同じ居住エリア、同じ仕事、同じ家庭環境、同じ趣味、同じ考え方、そういったものに人は少しずつ共感を覚えて、その属性の人に興味を持ち始めます。例えば副業を始めたいと思っているAさんが、同じように副業に興味を持って動き始めているBさんのブログを見つけたとします。しかもBさんのブログを読んでみると、実は同じ出身地、家族構成も同じで、同じような過去の経験から副業を3ヶ月前に始めて、今月はじめてその副業で報酬が発生しそう、となれば、Aさんは自分と重なる部分が多くてあるBさんに興味を持って、メルマガやSNSの読者やフォロワーになってくれるかもしれません。

人間はそういった過去・現在・未来のストーリーに共感を持ちます。だからこそ、それらを整理して発信していくことで、興味のある読者を集めていくことは可能です。実績がない状態でも、自分の背景やその過程を発信していくことに意味はあるのです。

過程の情報発信が出来るのは、今この瞬間が1番ベスト

情報発信をする上で、過程の情報を発信するのは非常に重要です。どんなスポーツでもビジネスでも、教えてもらう側・成長したい側にとって一番知りたいのは「それがどうやったら出来るか」ですよね。ホームランを打つにはどうしたらいいか、大会で優勝するにはどうしたらいいか、ビジネスで成果を出すにはどうしたらいいか。その詳細にな過程にこそ興味が生まれます。

それらに対して結果論で「こうすれば出来た」を伝えることは出来ますが、時間が経てば経つほど内容は曖昧になっていきますし、もしかしたら時間が経過することであまり役に立たなくなっていく可能性もあります。

だからこそ、今この時、どんなことをやっているか、どんなことを考えているかを発信していくことに意味があります。それで成果が出ればその過程の価値は非常に大きくなりますし、失敗したとしても「こうすると失敗するよ」という失敗方法をひとつ共有できることにもなります。

情報発信では成功だけじゃなくて失敗にも価値がある

ビジネスの成功って、その要因が属人的であまり再現性がないことが多いのですが、失敗は再現性が非常に高いのです。どうやると失敗したかを知ることで、教えられる側は、しなくてもいい失敗を1つ避けることにも繋がります。間違ったやり方に3ヶ月、半年と時間をかけてしまう方も多いので、失敗したことを隠さずに等身大で発信することにも、価値はうまれるのです。

だからこそ、実績が無いから情報発信をしないとは考えずに、実績のないうちからでもその過程をしっかりと発信して、失敗したことも臆さずに詳細に書き記しておきましょう。いつかそれが誰かの助けになるのです。

次:情報発信にはお客さん目線で適切なツールを選ぼう

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