【フルスタックエンジニアの求人・案件情報一覧】なるには?年収や将来性、案件傾向など
18/04/08 18:14:04 19/04/30 15:18:39
AI化、クラウド化、VR、いろいろな最新技術が誕生していくなかで、「AIに仕事を奪われるのでないか」「今後自分の市場価値を高めていくにはどうすれば良いのだろう」と悩まれているエンジニアの方も多いかもしれません。
そこで浮上してくるワードがフルスタックエンジニアです。フルスタックエンジニアになればどのような市場でも生き抜くことができる、高い報酬を得てIT業界で勝ち組になれる、と息巻いている方もいることでしょう。
そこでこのページでは、フルスタックエンジニアとは何か、どのようなスキルが必要なのか、フルスタックエンジニアになれば本当に自分の市場価値は高まるのか、といったことを解説していきます。
また、フルスタックエンジニアになるためにはぜひこれにチャレンジすべきだ、という明確な指針も提案致します。ぜひご参考ください。
目次
フルスタックの案件一覧【随時更新中】
フルスタックエンジニアに関する案件(フリーランス多数あり)は以下のページを参照してください。
フルスタックエンジニアとは?
フルスタックエンジニアとは、一人で幅広く技術を網羅しているエンジニアのことです。一つのシステムを作るとき、インフラ整備や環境構築、開発、営業などが必要になりますが、それらのすべてを一人でこなせるエンジニアです。
技術分野を網羅しているエンジニアをフルスタックエンジニアと呼ぶ場合もありますが、より上位のレベルを指し、経営やマーケティングのスキルも有するエンジニアをフルスタックエンジニアと呼ぶ場合もあります。
いずれにしても、技術やその他の分野も含めて広い範囲で市場に求められるスキルを持っているエンジニアをフルスタックエンジニアと呼びます。
フルスタックエンジニアの仕事内容や役割は?
フルスタックエンジニアの仕事内容や役割は開発現場によって異なります。どのようなポジションでも臨機応変に対応できるからこそのフルスタックエンジニアです。だからこそ、フルスタックエンジニアの業務は状況に応じて変わります。
たとえば、最初から開発業務全般的にフルスタックエンジニアに割り振られている場合もあれば、人が足りない、遅れている部分に入るようにアサインされているケースもあります。
会社の状況やプロジェクトの状況に応じてそれぞれのスキルを発揮できる点がフルスタックエンジニアの魅力です。フルスタックエンジニアになれば現場でも重宝されるので、開発が楽しくなるというメリットもあります。
やはり頼りにされると嬉しいものなので、その点でもフルスタックエンジニアを目指す価値はあるのではないでしょうか。詳細は後述しますが、フルスタックエンジニアになることで個人でもシステム開発できるようになります。
そうすると丸々自分の利益になるので、そういったメリットもあるでしょう。
フルスタックエンジニアは無理だといわれる所以
フルスタックエンジニアの市場価値が高いことは言うまでもありません。技術分野を網羅していればどのような開発案件にも対応可能で、また技術以外の営業やマーケティングができれば、開発以前にどのようなシステムを誰に売り込むのかといった提案や企画もできることになります。
このように市場に求められるスキルを幅広く有したフルスタックエンジニアは当然市場価値が高いのです。このようにフルスタックエンジニアと言うのは簡単ですが、なるのは容易ではありません。
今の時代エンジニアも生き残るためにいろいろ工夫しており、自分の得意な技術分野を見出しオンリーワンになろうとするエンジニアも多いです。各分野でスペシャリストがいるなかで、そのすべてを網羅して同じくらいのレベルになるのは難しいでしょう。
実際フルスタックエンジニアを名乗る人もいますが、どのくらい網羅的、かつ深く技術力を有しているかは人によります。ただしどの分野でもスペシャリストレベルの技術力を身に付けるのは難しいので、いくつかの分野に特化しているか、広く浅い技術を持っているケースが多いです。
フルスタックエンジニアはどういう会社が欲しがる?
次に、どういった会社でフルスタックエンジニアの需要が大きいのかを解説していきます。どの開発現場でもフルスタックエンジニアがいれば便利なのですが、特に以下のような場合フルスタックエンジニアの価値がより一層高まります。
小規模の会社
まず小規模の会社ではフルスタックエンジニアの価値が高いです。その理由は、小規模の会社ほど一人一人の役割が多いからです。大規模の会社の場合は基本的に役割分担が明確化されていますが、小規模だと一人一人の役割を絞りすぎると人が足りなくなります。
そのため、フルスタックエンジニアが網羅的に技術力を持っているとシステム開発で助かります。また、技術だけでなく営業やマーケティングもできると会社としてはより助かります。
小規模な会社のなかには、エンジニアしか所属していない会社もあります。つまり、経理や事務作業もエンジニアが担当するのです。経理や事務作業も兼ねることのできるエンジニアは、会社にとって非常に役立つ存在と言えるでしょう。
なんでもやってほしい
一人のエンジニアになんでもやってほしいと考えている会社であれば、フルスタックエンジニアの需要が大きいです。技術分野でなんでもやってほしいと考えている会社もあれば、より広範囲で、営業や教育も含めてなんでもやってほしいという会社もあるでしょう。
その場合、フルスタックエンジニアが技術領域も含めて他の業務も担当することになります。技術にこだわるだけでなく、電話対応や顧客対応も行ってくれた方が助かるという会社も多いです。
サービスを次々立ち上げる会社
サービスを次々立ち上げる会社だと、エンジニアを技術ごとに配分する時間がなく、またエンジニアがそろわないケースも多々あります。その場合、フルスタックエンジニアが臨機応変に対応してくれると助かります。
サービスを立ち上げる際にはシステムのことだけでなく、書類やハードウェアの準備が発生することもあります。そういった部分で案外戸惑って時間が掛かったりする場合もあるのですが、サービスの立ち上げに慣れているフルスタックエンジニアがいると助かります。
少数精鋭でやる必要がある
会社の考え方やコストの問題から、エンジニアをあまり増やさない会社もあります。少数精鋭でやった方がむしろ開発効率が良いケースも多いのですが、その場合一人一人がフルスタックエンジニアである必要があります。
どこからがフルスタックエンジニアかわからないので厳密な定義は難しいのですが、得意分野の技術は深く、それ以外の分野に関しても広くスキルを身に付けている必要があります。
人数をやたらと増やすよりも、一人一人がフルスタックエンジニアになった方が開発効率も上がります。担当を細かく分けるとその分連携する手間も増えるので、なるべく広範囲を一人が担当した方が効率的と言えます。
大手企業の新規事業
新規事業だと、大手企業であっても業務が細分化されていないことがあります。誰が何を担当するのかがまだ曖昧で、そもそも何をするのかはっきり明確化できていない場合もあります。
特に新しいタイプのプロジェクトを立ち上げる際には手探りで試行錯誤していくことになるので、フルスタックエンジニアがいると役立ちます。大手企業は担当が細分化されているイメージがあるかもしれませんが、新規プロジェクトの立ち上げ時は例外と言えます。
フルスタックエンジニアの年収は?
フルスタックエンジニアの年収は、比較的高いですが、はっきりとした数字は出せないのが現状です。その理由は、どこからどこまでがフルスタックエンジニアかの区分が不明瞭だからです。
何ができればフルスタックエンジニアと明確化されているわけではないので、平均年収を測るための対象となるエンジニアがわかりません。そのエンジニアがフルスタックエンジニアかどうかは、周囲の人の判断や自己申告によります。
なかには、技術力がそれほどないのにフルスタックエンジニアを名乗っているエンジニアもいるので、実際はぴんきりです。ただし、本当にスキルのあるフルスタックエンジニアは高収入の傾向にあるので、エンジニアはぜひフルスタックエンジニアを目指すと良いでしょう。
会社との相性によるが、年収1000万人材もいる
フルスタックエンジニアの中には、年収1000万超えの人材も多いです。本当にフルスタックエンジニアにふさわしい技術を有しているのであれば、逆に1000万円以下だと割に合わないとも言えるかもしれません。
本当にフルスタックエンジニアと言えるレベルになれば、年収1000万円も夢ではないというよりも妥当です。そう考えると、フルスタックエンジニアと呼べるレベルの技術を有しているにも関わらず年収が1000万円超えていない方は転職した方が良いと言えます。
年収1000万円払ってもフルスタックエンジニアが欲しいという会社は多いので、自分の市場価値を適正に把握した上で、市場価値にふさわしい対価をもらうことをおすすめします。
フルスタックエンジニアのメリット
エンジニアならフルスタックエンジニアを目指すと良いと書きましたが、フルスタックエンジニアになることで具体的にどのようなメリットがあるのでしょう。解説していきます。
喰いっぱぐれしない
フルスタックエンジニアあれば、喰いっぱぐれることはありません。フルスタックエンジニアを求めている企業があれば有利になることはもちろん、そうでなくても需要があります。
技術領域を幅広く網羅していることによって、多くの企業のニーズに合致することができるからです。フルスタックエンジニアは一人でいろいろできるというメリットもありますが、そのとき市場で求められているスキルを高確率で有しているというメリットもあります。
新規事業がやりやすい
新規で儲かりそうな事業が見つかったとき、せっかく良いアイデアがあるのに技術が追い付かない場合があります。そういったとき、フルスタックエンジニアであればアイデアを形にしやすいです。
仮に現在の技術レベルが足りていないとしても、フルスタックエンジニアであればある程度の技術は持っています。あとどのくらい何を身に付ければアイデアを実現できるかの目途が立ちやすく、また何をすれば良いのか明確にしやすいです。
そういう意味では、それほど深い技術でなくてもフルスタックエンジニア的に技術をカバーしていると便利です。
新規事業のコアに気づく
新規事業のアイデアが出てきたとき、そのなかのコアな部分に気付きやすくなります。つまり、どのようにそのアイデアをシステム化していくのか具体化しやすいということです。その理由は、フルスタックエンジニアが幅広く技術知識を持っているので、視野が広いからです。
フルスタックエンジニアは広い視野を持っているため、アイデアの実装をイメージしやすいというメリットもあるでしょう。このメリットを活かし、新規事業立ち上げのリーダーに抜擢されるケースもあります。
フルスタックエンジニアのデメリット
メリットの多いフルスタックエンジニアですが、実はデメリットも存在します。
こだわりを持つエンジニアを喧嘩になる場合もある
フルスタックエンジニアは広い技術力を持ちますが、一つ一つのスキルでは特定分野のスペシャリストに負けているケースが多いです。一つコアな技術分野を持つフルスタックエンジニアなら良いのですが、そうでないケースもあるでしょう。
こういったフルスタックエンジニアだと、スペシャリストタイプのエンジニアと喧嘩になる場合もあります。特にフルスタックエンジニアが技術の幅の広さを鼻にかけているタイプだと、スペシャリストタイプのエンジニアを怒らせることになります。
スペシャリストタイプのエンジニアから見ると、フルスタックエンジニアは広くて浅いスキルを持つだけのなんちゃってエンジニアに見えるケースもあります。いわゆるミーハーなイメージです。
職人らしからぬ面もあるので、価値観が合わない可能性もあるでしょう。
なんでも中途半端になりやすい
フルスタックエンジニアはなんでも屋ですが、逆に言えば何か突出しているわけでもありません。ある意味中途半端な存在とも言えます。器用さはありますが、深いスキルが不足しているので、それぞれの分野のスペシャリストが集まるとフルスタックエンジニアが微妙な存在になる可能性があります。
フルスタックエンジニアが活躍するのは人手不足のときであって、スペシャリストが集まる現場ではフルスタックエンジニアは求められません。ただし、これはフルスタックエンジニアがダメだというわけではありません。
フルスタックエンジニアであっても自分の得意分野を深めることは可能で、現場によってはそっちを活かせば良いということです。なんでも広く浅いだけだと役立たないことがありますが、その中でも得意分野を持っていれば器用貧乏になることはないです。
フルスタックエンジニアの例
次に、具体的なフルスタックエンジニアのスキルセットを紹介していきます。ひとことにフルスタックエンジニアと言っても、当然すべてのスキルを網羅しているわけではありません。
いくつかのスキルを持っているエンジニアをフルスタックエンジニアと呼ぶ場合が多いので、そのスキルセットを紹介します。
ウェブマーケティングと開発が出来る
特にウェブ系のシステム開発だと、ウェブマーケティングと開発のスキルセットでフルスタックエンジニアと呼ばれる場合があります。ウェブマーケティングとは、ウェブ上で需要のあるサービスを探るスキルです。
ネットサーフィンのやり方なども含まれるので技術者からは案外軽視されがちですが、実際は非常に重要なスキルになります。SEOのようにグーグルの検索エンジンで上位表示されたり、ツールを使って需要のあるサービスを探るスキルなので、プログラミングスキルなどとは関係ありません。
グーグルのアルゴリズムを調べることはできないので結局ユーザーのニーズを探る作業になりますが、開発者はぜひ身に付けておきたいスキルになります。システム開発を含めてサービスは売れないと意味がないので、ウェブマーケティングができていないと運任せになってしまいます。
インフラと開発が出来る
インフラと開発のスキルセットでフルスタックエンジニアと言われるケースは多いです。実際はフルスタックエンジニアとしては簡易的なスキルなのですが、プログラマーの中にはハードウェアや環境に疎い人がいることも事実です。
物理層から環境が作れると便利で、また開発中インフラに不具合が出た場合に対処できます。大規模なシステム開発ではインフラエンジニアが常駐しているのが基本ですが、ちょっとした問題を解決できる、インフラエンジニアがいなくても自己完結できる、といった利便性があります。
経営と開発が出来る
元エンジニアが起業して経営者も兼ねる、経営者が必要に迫られてプログラミングを学ぶ、といったケースは多いです。経営スキルと開発スキルを組み合わせてフルスタックエンジニアと呼ぶ場合もあります。
プログラミングというのはあくまでもツールなので、開発スキルというのは最終的に作りたいものを実現するための道具です。会社員のプログラマーの場合は、経営者が別にいて、作りたいシステムの提案や顧客からの受注はプログラマーではなくて経営者などが行います。
それをプログラマーや開発者が実装するのですが、自分でシステムを提案して開発することももちろん可能です。経営者が開発者を兼ねる場合、自分でシステムを提案するか、もしくは顧客から受注して開発することになるでしょう。
経営スキルと開発スキルがミックスすることで、市場動向を見ながら需要のあるシステムを作るスキルにつながります。経営者視点でも開発スキルがあると視野が広がり、逆に開発者視点でも経営スキルがあると需要のある開発ができるようになります。
経営スキルと開発スキルは身に付けることで相乗効果があるので、おすすめされることの多いスキルセットになります。
開発とマネジメントが出来る
開発とマネジメントのスキルセットをもってフルスタックエンジニアと呼ぶケースはあまりないのですが、そういった認識がされる場合もあるかもしれません。開発者としての経験を積めば積むほど、マネジメントの役割も期待される場合が多いです。
会社員のエンジニアの場合は徐々にマネジメント業務が中心となり、開発をしなくなる場合もあるでしょう。また、フリーランスのエンジニアは技術志向ではありますが、それでもマネジメントを求められるケースが多いです。
年齢や経験年数が上がれば上がるほど現場ではリーダー的ポジションになりやすいですが、リーダー的なポジションは開発よりもマネジメント業務が中心になります。フリーランスのエンジニアでもベテランは現場で他の会社のエンジニアのマネジメントなどを行います。
フルスタックエンジニアの必要な能力や素養は?
フルスタックエンジニアは概念的なものなので、具体的に必要なスキルは明確ではありません。必要な能力としては、広く深いスキルでしょう。そのため、素養としても幅広い分野に視野を向け、なおかつそれらを深めていくことが必要になります。
はっきり言ってしまうと、本当に誰もが認めるフルスタックエンジニアになることは困難です。エンジニアにはそれぞれ得意分野があり、スペシャリスト志向の人も数多く存在します。
フルスタックエンジニアはそれぞれのスペシャリストと同等の技術力を有し、なおかつそれを複数持つとうことなので、非常に難易度が高いことがわかるでしょう。広く浅くスキルを身に付けることは簡単かもしれませんが、それだとフルスタックエンジニアとは呼べません。
最終的にはいくつかスペシャリストレベルのスキルを持ち、その他の分野も広くスキルを有するフルスタックエンジニアを目指すのは良いのですが、すぐになれるものではありません。
そのため、長い目で見て、最終的にフルスタックエンジニアを目指すのが良いでしょう。1,2年ちょっといろいろな技術をかじってフルスタックエンジニアになれるものではないので、そこは理解しておいた方が良いです。
フルスタックエンジニアの将来性は?どんな人が需要がたかい?
フルスタックエンジニアと呼ぶにふさわしい技術力を身に付ければ、将来有望です。どのような分野でも開発に参入できるので、需要が途絶えることはないでしょう。そして、フルスタックエンジニアは現状のスキルに満足することなく、各分野で最新技術をキャッチアップしていきます。
つまり、特定の分野に特化したエンジニアよりも最新技術をキャッチアップする機会も増えるということになります。日々IT技術は進歩しますが、どの分野で進歩するかは時と場合によります。
たとえば、新しいプログラミング言語やフレームワークが誕生することがあれば、データベースがAI化されることもあります。特定の分野にのみ目を光らせているエンジニアであれば、プログラミングの変遷には注目していた、データベースには注目していた、といったことがあるかもしれません。
しかし、フルスタックエンジニアの場合はプログラミングもデータベースも他の技術にも目を光らせているので、各分野の最新技術に詳しいことになります。技術が移り変わるタイミングでは入れ替えのための案件が増えますが、フルスタックエンジニアならどの分野でも仕事を取れることになります。
たとえば、プログラミング言語の書き換え案件なら大丈夫、データベースの入れ替えなら得意、といったエンジニアもいますが、フルスタックエンジニアならどの案件でも参入可能です。
そういう意味では、仕事を取れる幅が圧倒的に広がります。複数の分野に渡って高い技術力を有していることによって、相乗効果が生まれることもあります。各分野のスペシャリストでは気付かないことも、両方の分野に通じていることで新たな発見が生まれることもあるかもしれません。
複数の分野に精通していることで、単に足し算的にスキルが増えるわけではなく、絡み合うことで掛け算的に役立つこともあります。
フルスタックエンジニアはどんな勉強をすればいい?
フルスタックエンジニアになるための勉強法は存在しません。IT業界の技術全般に通じているのがフルスタックエンジニアなので、幅広く深く学習するということしか言えないでしょう。
ただし、強いて言うのであれば、「なるべく小さい規模の案件に参入する」ことがポイントかもしれません。規模が大きい案件だと分業化されるので一つの分野ばかり担当することになりますが、小規模案件なら広範囲にわたって担当しやすいです。
また、イメージとしては大規模案件に参入したエンジニアの方がスキルアップしやすい、評価される、と思われるかもしれませんが、実は逆であることが多いです。IT業界に在籍したことのある方からすると常識なのですが、他業界の方だといまいちピンと来ないかもしれません。
大規模案件であればあるほど業務がマニュアル化されており、またプログラミングに関してもルールが細かく設定されています。つまり、エンジニアが自分で考えて作業する余地が少ないのです。
そのため、実は大規模案件には低スキルのエンジニアが大勢参入されています。そして、小規模案件程少数精鋭であることが多いのです。少数精鋭で一人一人が広範囲にわたって担当するので、フルスタックエンジニアのイメージに近くなります。
そう考えていくと、「一人で売れるレベルのシステムを開発する」ことがもっともフルスタックエンジニアになるために良い勉強法と言えるかもしれません。一人で売れるレベルのシステムを作るとなると、当然広く深いスキルが必要になります。
最初は大変かもしれませんが、今の時代はネット上にも書籍にも情報は充実しているので、なんとかなる場合も多いです。バグにハマったときに調べてもわからないと苦しいですが、フルスタックエンジニアとしては自力で解決するのも一つの手です。
開発現場だと早く完成させなければならないので詳しい人に聞いたりしますが、個人開発なら、あえてバグに苦しんでみるのもスキルアップにつながります。バグの解決を図るためにいろいろ調べたり試行錯誤する時間は無駄ではありません。
バグで思考錯誤すれば次から類似するバグにも対処できるようになり、その積み重ねてスキルは上がっていきます。人に聞けばすぐに解決できる場合もありますが、試行錯誤した方が問題解決力が上がる場合もあるので、フルスタックエンジニアになるためには一人苦しむ時間も必要なのかもしれません。
フルスタックエンジニアの資格はある?なるにはどうすればいい?
フルスタックエンジニアに資格はありません。フルスタックエンジニアは広く深くスキルを有し、なおかつ最新技術にも精通しているエンジニアです。そのような資格試験は存在しないので、フルスタックエンジニアのための資格試験はないと言えます。
また、広範囲に資格を取得すればフルスタックエンジニアになれるというわけでもありません。IT業界では技術の移り変わりが激しく、必ずしも資格試験の勉強が実際の開発に役立つとは限らないのです。
資格ばかり取得していると単なる資格マニアになり、開発現場ではあまり役立たないエンジニアになってしまいます。そのため、資格よりも実際の開発に力を入れた方が良いでしょう。
今在籍しているプロジェクトでフルスタックエンジニアのような役割を担当しているのであれば、そのまま頑張ると良いです。しかし、多くのエンジニアはそのような環境にはいないでしょう。
分業体制が進んでいる開発現場の方が多いので、日々やたらとステップ数だけ多い単調な開発作業に辟易しているエンジニアの方も多いかと思います。そのままだとスキル不足に陥る可能性が高いですが、そうはいっても決して楽で暇というわけではありません。
こういった状況に苦しむかもしれませんが、フルスタックエンジニアを目指すのであれば個人での開発には力を入れた方が良いでしょう。個人で売れるレベルとシステムを開発できないとフルスタックエンジニアとは言い難いので、フルスタックエンジニアを目指すのであれば、ぜひとも「個人で売れるレベルのシステム開発」にはトライしたいところです。
個人で売れるレベルのシステム開発ができればそれがそのまま自分の収入になり、現場で働くにしても重宝されます。アプリ開発で当てれば不労所得化することも可能なので、「フルスタックエンジニアになるために個人でシステム開発を行う」といった選択は費用対効果抜群なのではないでしょうか。
仮に売れなくても勉強にはなるので、結果が付いてこなくても腐ることなくチャレンジしたいところです。チャレンジし続ければ開発したものがヒットする可能性もあり、当然スキルアップにはつながります。
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