【インフラエンジニアのフリーランス求人・案件情報一覧】年収や単金相場、将来性は?
18/03/18 12:45:58 19/04/30 16:08:54
目次
インフラエンジニアの案件情報一覧【随時更新中】
インフラエンジニアとは?
IT系エンジニアの中で、インフラエンジニアとは、どんな職種なのでしょうか?
インフラとは「インフラストラクチャー」の略で、英語では「Infrastructure」と表記します。社会における経済基盤や、生産基盤のことを意味しています。インフラがなければ、経済、生産活動をはじめ、人々の生活そのものが成り立たなくなります。
では、IT業界におけるインフラとは? あるシステムやネットワークを動かすために必要な基盤を、まとめてIT系インフラと呼びます。
コンピューターやインターネットを利用して業務を成立させるには、物理的な機器や、システム構成、ネットワーク構成などが必要になります。これらのすべてがインフラです。
- サーバー
- クライアント(日常業務に使用するパソコン・タブレットなど)
- ネットワーク機器(ルーター・ハブなど)
- 各種配線(電源ケーブルなど)
- ストレージ(データの記憶装置)
上のような機器がインフラに含まれます。こうした機器を繋ぎ合わせて構成されるシステムやネットワークも、インフラの一部です。
インフラエンジニアは、インフラを構築するために、機器の導入・設定をするのが仕事です。構築したインフラの保守・運用もおこないます。トラブル時には迅速な対応が求められます。
システムとユーザーの橋渡し役をつとめるのが、インフラエンジニアの主な役割です。
フリーランスのインフラエンジニアとして活躍する3名
Twitterで活躍の拝見できる3名のフリーランスインフラエンジニアの方々をご紹介します。
おかださん
てぺさん
しがないインフラエンジニアさん
インフラエンジニアの仕事内容
IT系のエンジニアは、システムやプログラミングなどの専門技術に特化した仕事と思われています。しかし実際には、ユーザー対応も多いのがインフラエンジニアという職種です。
インフラエンジニアの主な仕事内容をご紹介します。
- システムに必要な機器構成と運用方法を決定します。また、使用する機器の選定をします。
- 実際の配線を組んだり、ハードウェアを設置します。
- システムやネットワークの導入(セットアップ)を担当します。(作業内容により、サーバー対応はサーバーエンジニア、ネットワーク対応はネットワークエンジニアと呼んで、区別する場合もあります)
- 実際のユーザー対応をします。端末(クライアントマシンなど)の導入・設定・保守を担当します。OSのアップデート、アプリケーションの設定変更なども対応する場合があります。また、トラブル発生時は迅速に対応します。
インフラエンジニアが扱う主なハードウェアは、次の通りです。
- システム管理用のサーバーマシン
- データのバックアップ用機器(ストレージ・テープなど)
- ルーター・ハブなどのネットワーク機器
- プリンターなどの周辺機器
- 一般ユーザーが使用するPC、タブレット(クライアント端末)
実は、インフラエンジニアの仕事は、各企業の情報システム部門が担当する業務と重なっています。社内SEもインフラエンジニアの一種といえるでしょう。
インフラエンジニアの業務時間は長い?
インフラエンジニアは業務時間が長いというイメージがありますが、実際はどうでしょうか?
実際の業務時間は、プロジェクトにより違いますが、一般的に次のような特徴があります。
- 開発系エンジニアより納期に余裕があり、残業は少なめ
- 土日など、休日対応が多い(クライアントの休業日に、導入やメンテナンス作業をすることがあるため)
- 24時間対応が必要な場合がある
- トラブル時など、業務時間外に呼び出しがかかる場合がある
トラブルが起きない限り、過酷な残業が必要なケースは少ないのですが、ユーザーの都合に合わせて、休日出勤や時間外対応が多くなる傾向です。
インフラエンジニアになるメリット・デメリット
他のエンジニアと比べて、インフラエンジニアを選ぶメリットは何でしょうか?
- ハードウェアに強くなれる
- OSやネットワークの基本設定ができる
- システムに立ち上げから参加できる
- クライアント対応の経験が積める
では、インフラエンジニアのデメリットを考えてみると?
- ソフトウェアやプログラミングなど、開発経験は少なめ
- 休日出勤や時間外対応がある
- ミスをすると、その後のスケジュールに大きく影響する
- ハードウェアや周辺機器、OSのバージョンアップで、知識がどんどん古くなる
インフラ系では、スペシャリストとして主にハードウェアの知識を身につけることができます。また、直にユーザーと接する機会が多く、顧客対応やヒューマンスキルなども、他のエンジニア職に比べて経験が積みやすいといえるでしょう。
インフラエンジニアとシステムエンジニアは違う?
IT業界では、コンピューターやシステムに関わる技術者を、システムエンジニア(SE)と呼んでいます。SEは、IT系エンジニアの総称として使われる場合があります。
SEは、担当する技術部門により、次のような職種に分かれています。
- プロジェクトマネージャー
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- カスタマーエンジニア
- プログラマー、コーダ—
この場合、インフラエンジニアもSEの一種と考えることができます。
なお、システムやプログラムの設計者を区別してSEと呼ぶケースもあります。この場合のシステムエンジニアは、上流工程を担当する職種として、プログラマーやテスターなどの他のエンジニアとは違う意味で使われます。
限定された意味でのSEは、インフラエンジニアとは異なる職種として扱われます。
インフラエンジニアはプログラミングがいらない?実際どうなの?
一般的には、インフラエンジニアの仕事は、プログラム言語の知識がなくても対応できると考えられています。実際のところ、プログラミングスキルは本当に必要ないのでしょうか?
たしかに、これまでのインフラ関連業務では、それほどプログラミングの機会はありませんでした。インフラ制御用のコマンドや、定型化したスクリプトを動かす程度でよく、自力でプログラムを書かなくても対応できていました。
今後も、業務でハードウェアをメインに扱う限りは、複雑なプログラムを組む必要は少ないでしょう。
ただし、クラウド化の影響により、インフラ系でもアプリケーションなどのソフトウェア関連知識が必要な場面が増えてくると思われます。
インフラエンジニアも、プログラミングに興味が出てきたら、汎用性が高く、人気のあるプログラム言語(PythonやRubyなど)を学習しておくとよいでしょう。
また、OSを操作するためのシェルスクリプトや、テキスト編集用エディタ、編集作業に便利な正規表現などを積極的に使いこなし、ふだんからプログラミングに親しんでおくのがオススメです。
インフラエンジニアの年収平均は?正社員はどれ位?
インフラエンジニアの年収平均について、転職サイトなどの情報を元にご紹介します。
一般的なインフラエンジニアの年収平均は400万円台です。年々上昇していますが、約460万円から480万円程度で募集が出ています。チームリーダー格になると600万円台にアップします。年俸制や裁量労働制(いわゆるフレックス勤務)の募集も多くあります。
ちなみに、IT業界全般の年収平均は、すべての年代と男女の平均を合わせて、約346万円です。(厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」による)この統計には、エンジニア以外でも、情報通信業に従事するすべての人のデータが含まれます。
よく知られた通り、IT業界では派遣やフリーランスの働き方も、すでに浸透してきています。正規雇用と非正規雇用の間に、待遇面ではあまり差がありません。独立してフリーランスになってから、年収がアップしたというエンジニアも数多くいます。
また、正社員でも、実際の働き方はプロジェクトごとに異なります。インフラエンジニアの場合、クライアント企業に派遣され、自分が在籍していないオフィスで仕事をしたり、サーバールームで作業するケースはよくあることです。
インフラエンジニアの必要な能力や素養は?
今もっともインフラエンジニアに求められるスキルは何でしょうか?
ハードウェアの知識と経験
インフラの基本となるハードウェア知識は必須です。すでにパッケージ化された機器を使用する場合もあれば、案件ごとに違うベンダーの機器を使用する場合もあります。常に業界の最新動向を押さえておくほうがいいでしょう。
ユーザー対応力
インフラエンジニアはユーザー目線に近い職種です。顧客に対してはもちろん、社内ユーザーやチームメンバーに対しても、高いコミュニケーション力が求められます。
機器の設定、ネットワークや配線を組む能力
機器の選定やシステム・ネットワークの設計だけでなく、実際の作業も担当する機会が多くあります。小規模システムなら1名で作業する場合もあります。逆に、大量のユーザーマシンを設定する場合など、チーム作業では協調性が必要です。
トラブル対応の知識と経験、柔軟性
インフラの保守運用に、トラブルは避けて通れません。24時間対応を求められる案件もあります。トラブルシューティングの知識はもちろん、ふだんからバックアップなどに対応する必要があります。
インフラエンジニアの将来性は?どんな人が需要が高い?
今後のIT業界で、インフラエンジニアが必要とされる状況は、どう変化していくでしょうか?
IT機器の性能向上により、高度で複雑なシステムを組む場合でも、大規模なハードウェアを必要としないケースが増えてきています。自社で運用しなくても、サーバーやストレージなど、クラウドの既存パッケージで充分、という案件の割合も増えています。
今後もこうした流れが止まることはないでしょう。クラウド化したシステムでは、インフラエンジニアの担当業務も、物理的な機器(ハードウェア)を扱う割合が減り、ソフトウェア分野(OSやデータベース、アプリケーションなど)の知識も必要になる可能性が高いと思われます。
これまでご紹介したようなスキル・素養に加えて、業界の最新動向にも対応できる、新しいタイプのインフラエンジニアが必要となっていくでしょう。どのエンジニアにも共通することですが、変化に対応できる柔軟性と、現在のスキルに満足せずに勉強を続ける姿勢が大切です。
インフラエンジニアはどんな勉強をすればいい?
インフラエンジニアになるには、どんな勉強をすればいいでしょうか?
- インフラ構築の実務経験を積む
- ベンダー主催のセミナー、研修会に参加する
- インフラ系に強い資格を取得する
- 社内外でエンジニアの勉強会に参加する
- Webや雑誌で、業界の最新動向を把握する
- 英語力を身につける
その他にも、インフラエンジニアはユーザーと直接話す機会が多いため、顧客対応やビジネスマナーを勉強しておくといいでしょう。トラブル時にも冷静に対処するため、メンタルを強くするトレーニングもオススメです。
11,インフラエンジニアの資格は?未経験でもなれる?
インフラエンジニアは未経験でも採用されることが可能です。ただし、採用後の研修やOJTで、業務に対応できるスキルを身につける必要があります。
インフラエンジニア志望者が受ける研修内容は、次のような分野です。
- サーバー導入・構築、各種設定
- ネットワーク導入・構築、各種設定
- データベース導入・基本設定
- ハードウェアの導入・構築、各種設定
- サーバー管理用ソフトウェアの知識
- データベース管理
- バックアップ管理
- ビジネスマナー
- 性格診断
- プレゼンテーション
また、ハードウェア系に強いとされる資格は、次の通りです。
LPIC(Linux技術者認定資格)
NPO法人のLinux技術者認定機関「LPI」による、世界共通標準の資格です。
MCP(Microsoft認定資格プログラム)
Microsoft製品の知識・スキルに関する世界共通の認定資格です。知識・スキルのレベルごとに、入門資格「MTA」、ベーシック「MCSA」、IT業界の専門資格「MCSE」と「MCSD」、最高レベル「MCSM」の4段階に分かれます。
CCNA(Cisco Certified Network Associate)
Cisco社の製品の実践スキルに関する認定資格です。取得するには、初級ネットワーク技術者向けの知識・スキルが要求されます。
CCNP(Cisco Certified Network Professional)
Cisco社の認定する資格で、「CCNA」よりも上級のネットワーク技術者向けの資格です。より高度で複雑なネットワーク運用管理の知識・スキルが要求されます。
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)
イギリス政府によるシステム運用管理とITサービスのガイドラインを満たす、世界的な認定資格です。サーバーエンジニアやインフラエンジニアをめざす技術者にも適しています。
ITエンジニア全般向けの資格には、「基本情報技術者試験(FE)」「応用情報技術者試験(AP)」があります。データベース管理者向けの「Oracle MASTER」なども人気のある資格です。
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