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知らないと損する?!健康保険の任意継続とは!

任意継続?

フリーになるとき知ってた方がいい「任意継続」

みなさん、任意継続被保険者という言葉をご存知でしょうか?

通称、任意継続と呼ばれるものです。

既にフリーランスの方は、前に聞いたことがあるなーと思うかもしれません。

 

でもその中で実際に任意継続を選択した人はどのくらいいるでしょうか?

もしかすると知らなかったり、制限期間を過ぎてしまって機会を逃した方もいるかもしれません。

 

この記事を読んでいる方の中に、もし「これからフリーランスになろう!」と思っている方がいるなら、ぜひ覚えておいてください。

人によっては、任意継続はとてもお得になるかもしれない制度なんです。

 

任意継続保険ってなに?

任意継続とは、企業に雇われている人(正社員や契約社員など)がフリーランスになるとき、企業で加入していた健康保険にそのまま入りづつける仕組みです。

 

ちょっと分かりづらいかもしれないので、順を追って説明しますね。

まず前提として、健康保険は企業にいるときとフリーのときでは入る保険が違います。

 

  • 企業にいるとき… 健康保険(管掌:政府・組合)
  • フリーのとき… 国民健康保険(管掌:市区町村)

 

なんだか微妙な名前の違いで分かりづらいですよね。

余談ですが、「国民」がついた方が政府管掌っぽいのに、ついていない方が政府管掌なのも分かりづらくさせてる気がします。

ちなみに「管掌」というのは、取りまとめしているところ、とか、監督しているところ、と思ってもらえればOKです。

 

さて、話を任意継続に戻しますね。

任意継続とは、企業在籍から独立してフリーになるとき、国民健康保険に変えることなく、引き続き健康保険に入り続ける仕組みです。

 

なお、任意継続するときには次のルールがあります。

 

任意継続のルール

任意継続を選択するためのルールは2つです。

 

①資格喪失日の前日までに「継続して2ヶ月以上の被保険者期間」があること。

要は、同じ会社で2カ月以上は働いている実績がないといけません、ということです。

企業で働き始めて、あっという間に辞めてしまう人には、任意継続ができないように制限しています。

 

②資格喪失日から「20日以内」に申請すること。

このことを知らずに、任意継続した方がお得な人が損をしているケースが多々見受けられます。

もともと任意継続をするつもりがないのであればよいのですが、あとになって後悔しないように前もってチェックしておきましょう。

任意継続をしたいと思ったら、退職した日からあまり日をおかずに手続きを済ませてしまうのが吉です。

 

任意継続は分かった。でも何が得なの?

ここまでで任意継続の意味は分かったと思います。

続いて、任意継続がお得になるケースについて説明していきます。

 

結論から言うと、

扶養家族(奥さんや子供、場合によっては父母・祖父母など)がいる方は、健康保険の任意継続を選んだ方がお得だと思います。

一方、独り身の方はフリーになったら国民健康保険に入る方がお得だと思います。

その理由は、保険料の算出の仕方の違いにあります。

 

  • 保険料の算出の仕方
    • 国民健康保険
      • 世帯所得と加入人数によって算出されます。
      • 要は、世帯の人数が多いほど、どんどん金額が上がるということです。
    • 健康保険
      • 世帯主の所得によって算出され、企業負担分と本人負担分に分かれます。
      • その際、扶養家族は無料で世帯主に紐づけられます。
    • 健康保険の任意継続
      • 企業負担分と本人負担分の両方を支払う必要があります。つまり企業在籍時の2倍です。
      • その際、引き続き扶養家族は無料で世帯主に紐づけられます。

 

最も金額が少ないのは企業に在籍しているときの健康保険料です。

保険料を企業が半分負担してくれているというのは有難いですね。

 

その健康保険を任意継続したときは企業負担分も本人負担分も払うことになりますから、額としては単純に2倍になります。

ですが、それでも世帯構成によっては国民健康保険に入るよりもお得になることがあります。

 

結論

以上を踏まえた結論。

一番正確で間違いないのは「両方の管掌組織に実際の金額を聞くこと」です。

 

これだけ長々書いておいて、オイオイと突っ込みを入れられそうですが…。

でも保険料の算出は、実に細かい計算の上に成り立っていまして、一概にどちらが得だと断言できないのです。

 

今回は、この記事を読んで「任意継続」についてなんとなく理解していただけたなら、それで十分です。

もし今後フリーになろうと思った方は、「任意継続」という選択肢のことを少しだけ思い出して下さい。

そして退職前に、健康保険組合と市町村役場に対して、任意継続した場合と国民健康保険に入った場合のそれぞれの保険料の確認をしてみることをおススメします。

 

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