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PL/SQLとは?
PL/SQLは、オラクルのSQLを手続き言語として拡張したプログラミング言語です。SQLだけだと単純な処理を記述した分実行するだけですが、PL/SQLはデータベース関連以外のプログラミング言語のように、ループや条件分岐の記述が可能です。

SQLで複雑な処理を行うためには本来プログラミング言語と連動する必要があり、たとえばJavaのなかにSQLを埋め込むようなイメージです。しかし、PL/SQLならプログラミング言語と連動させなくてもそれに匹敵する処理を扱うことができるというメリットがあります。

またクライアント端末やWebサーバーから処理ごとにデータベースサーバーに送るのではなく、PL/SQLならファイルごとまとめてデータベースサーバーに送って実行することが可能です。

データベースサーバー上で処理した結果をクライアント端末やWebサーバーに送り返す形になるので、当然処理効率が良く、速度が速くなります。処理ごとにデータベースサーバーに送ってデータベースサーバーから結果を送り返すのは非効率なので、PL/SQLの活躍機会は多いです。

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PLSQLについて

PL/SQLは、宣言部、実行部、例外処理部、で構成されています。ただし宣言部と例外処理部は省略が可能なので、結果的にSQL同様処理だけ記載しても問題ありません。構造的には順次処理を実行していくだけでオブジェクト指向の言語ではないのですが、

オブジェクト指向のような考え方で実装することは可能です。

■PL/SQLの資格について
PL/SQLに特化した資格試験はありませんが、PL/SQLを含むSQLの知識を問う資格試験は複数あります。たとえば、「オラクルマスター」「IPAデータスペシャリスト」「OSS-DB技術者認定」などです。

民間資格と国家資格がありますが、どちらかというと国家資格の方がおすすめです。理由としては、受験費用が安く、なおかつ評価も高いからです。民間資格ももちろん取得する価値はあるのですが、難易度がそれほど高くない資格ほど評価もいまいちで、お金を掛ける価値があるのかが微妙です。

オラクルマスターやOSS-DB技術者認定は民間資格で難易度がシルバー、ゴールドと分かれていますが、シルバーだと企業からの評価としては微妙です。ゴールドだとある程度評価されるかもしれませんが、それでもSIer限定でしょう。

Web系のベンチャー企業は資格をあまり重視しないためです。ただし、データベーススペシャリストは国家資格でなおかつ難易度も高いため、IT企業だとどこでも一定の評価が得られるはずです。

100%業務に直結するわけではありませんが、少なくとも難易度が高いのですごい難しい資格試験をパスした人、という評価にはなります。中途半端な民間資格を取得するのであれば、データベーススペシャリストを目指した方が良いでしょう。

ただしデータベーススペシャリストは前段階として基本情報技術者試験、応用情報技術者試験があり、応用情報技術者試験に合格していないと試験内容が増えます。なので、先に応用情報技術者試験まで取得しておくことをおすすめします。

基本情報技術者試験は飛ばしても問題ありませんが、ITの基礎知識を試す意味でも取得しておくのがおすすめです。

■PL/SQLの魅力・市場動向について
PL/SQLの魅力は、データベースを効率的に操作できることです。データベースサーバーで実行できるため、特に処理が多ければ多いほどメリットがあります。処理が少なければSQLをそのまま実行したりプログラムのなかに埋め込めば良いですが、処理が思い場合はPL/SQLの方が良いです。

市場動向についても、PL/SQLが急になくなることはないでしょう。仮にPL/SQLというもの自体が廃れてしまっても、SQL自体がなくなるとは考えにくいです。データベースの操作がより直感的になり、簡単なコーディングなら自動でできるようになる可能性はあります。

それでも細かい部分はSQLで書いた方が便利なので、PL/SQLのコーディングスキルは役立ちます。あとは、SQLに変わるデータベースの操作言語が誕生する可能性もないわけではありませんが、それでもSQLのスキルは役立ちます。

新しいデータベース言語が誕生してもSQLと重複する部分はあるはずで、またそもそもデータベースをいかに操作するかという考え方自体は言語が変わっても同じです。

■PL/SQLの勉強法について
PL/SQLの勉強法は、まずはインプットから入ることをおすすめします。おそらくPL/SQLを学習する方の多くは、プログラミング言語の経験があるかと思います。もしかするとインフラエンジニアの方などでプログラミング言語の経験がない方もいるかもしれませんが、それでもOSコマンド等類似する経験はあるかと思います。

プログラミングやコマンド入力の経験があれば、いわゆるhaloworldのようなものをいちいち入力する必要はありません。Javaの初めての学習でループや条件分岐や出力などをいちいち実行して試してみた方もいるかもしれませんが、すでに経験がある場合PL/SQLでそれをやるのは時間の無駄です。

なので基本的な記述はインプットで学習し、実際にデータベースを構築する段階になって初めて手を動かす形で問題ないでしょう。ただし人によってはどうしても頭に入らないことがあるかもしれないので、その場合は簡単な記述を試してみると良いでしょう。

それでもテキストに書いてあることをすべて実行する必要はまったくありません。インプットに選ぶ学習媒体は、書籍、Webサイト、動画、どれでも問題ありません。PL/SQLの情報は充実しているので、好きな媒体を選んで一から学習していくと良いでしょう。

またそれらの媒体のなかでアウトプットの方法についても触れられているので、インプットが完了したらその媒体で解説されていた通りにアウトプットしていくとスキルアップできます。

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