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■Javaとは?
Javaはプログラミングに興味がない人でも知っているほど人気のプログラミング言語で、プログラマーの大半がJavaから学習を始めたと言っても過言ではないでしょう。HTMLやCSSから入った人もいるかもしれませんが、その次当たりにJavaを学習した方が多いかのではないかと思います。

Javaは一時ほど市場に占めるシェアが大きくありませんが、当然ながらいきなり消えるわけではありません。今でも日本人にとっての日本語のように最初のプログラミング言語としてJavaを選択するのが一般的です。

Javaを学習することで他の言語にも応用が利くので、そういった意味でもJavaを学習する意義は大きいでしょう。

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Javaについて

Javaの特徴として、環境に左右されないということがあります。仮想マシン上で実行されるので、どんなOS上でも動くことができるのです。しかもOSによって書き換える必要もありません。

次に、Javaの代名詞と言えばオブジェクト指向です。処理の塊ごとにクラス分けして、それを組み合わせていくイメージです。このオブジェクト指向は大規模システムなら効率化しやすいのですが、小規模システムを作る場合はかえって設計が難しくなることもあります。

拡張性は高いものの、クラスやオブジェクトについて考える手間が生じるということです。そのため、Javaは個人開発よりもチーム開発、フリーランスよりも会社員に向いているプログラミング言語と言えるでしょう。

実際会社員の求人ではJava案件が多いですが、フリーランス向けの受託案件ではJavaは案外少ないです。

■Javaの資格について
Javaの資格試験は民間が主催しているもので、主に日本オラクルが提供しているものとサーティファイが提供しているものがあります。人気かつ評価が高いのは、オラクルが提供している資格試験です。

具体的には、「Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7/8」「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8」「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8」の3つがあり、レベル別になっています。

プログラマーのなかにはSilverまでは持っている人が多いですが、Goldまで持っている人は少なめです。これらの資格試験がJava資格のなかでは一般的なのですが、資格試験の内容がそのまま必ずしもスキルに結びつくわけではなく、自分の市場での評価が著しく高まるわけでもありません。

というのも、Javaの資格試験はわざとややこしいロジックを書いたような問題が多く、「実際の開発でこんな書き方はしない」と言いたくなるようなものが多いです。カウントを0から数えるか1から数えるかをミックスしたり、カウント処理のタイミングをわざと変なところに入れてややこしくしたロジックなどもあります。

システム開発現場にはコーディング規約が存在する場合が多く、Javaの試験に出てくるような書き方をしたらだいたいアウトです。わざとわかりにくく実装されたロジックを読み解く力は実際の開発現場であまり必要のない能力なので、結果的にJavaの資格試験は開発スキルに直結しません。

資格試験はあくまでも補助的なものと捉え、開発経験の方を重視した方が良いです。

■Javaの魅力・市場動向について
Javaの規模自体はやや縮小傾向にあり、新たな言語に移り変わりつつあります。しかしまだまだシェアは大きく、IT系の求人サイトではJava案件がもっとも件数が多いサイトも多いです。

今後会社員のエンジニアとして働きたいのであれば、Javaを学習するメリットは大きいと言えるでしょう。現在の市場の状況を見ると、いまだJavaの学習価値は全プログラミング言語中で1位2位を争うレベルです。

Javaは学習するメリットがないから学習しなくても良い、と考えているエンジニアはほとんどいないかと思います。そのくらい魅力的かつ市場に需要のあるプログラミング言語なので、とりあえず何の言語から始めて良いか迷っている方はJavaから始めてみると良いのではないでしょうか。

ただし、上記の通りJavaは小規模システムには不向きというデメリットがあります。つまり、会社員として働くならJavaの価値は高いですが、フリーランスとして在宅やノマドワークをやりたい方にとっては他のプログラミング言語の方が需要は大きいです。

Javaは基本的に万人におすすめできますが、自分の理想とする働き方が明確な場合はそれに合ったプログラミング言語を選択してください。

■Javaの勉強法について
Javaに関する書籍やインターネット上の情報は数多く存在します。無料で配信されている動画もあるので、そういったものを利用して学習すると良いです。インプットとアウトプットのバランスは人によって異なりますが、まずはインプットから始めてアウトプットしたくなったらアプトプットする、という考え方でも良いかと思います。

その人の性格にもよるので一概には言えませんが、プログラミングの学習はきっちりきっちり進めすぎると嫌になることが多いです。書籍もだいたいわかりそうなら読み飛ばしてもまったく問題ありませんし、面白そうなところから読んでも良いです。

学校の義務教育で勉強する科目は割と最初からきっちりやっていくパターンが多いですが、プログラミングの場合分量も膨大で、書籍やWebページではその一部をピックアップしているに過ぎません。

性格上最初からすべてきっちり押さえていきたい人もいるかと思いますが、あまりおすすめはできません。そこまできっちり押さえる必要もなければ、プログラミングの世界は広いです。

広いプログラミングの世界の断片に固執してもあまり意味はないので、ざっくり押さえたらアウトプットしていくのが良いですね。実際にプログラミングしつつ、わからないことがあればその都度調べて実装すれば良いのです。

特に学生時代勉強を暗記中心に行っていた方は、別の方法でプログラミングにチャレンジした方が良いでしょう。最初の基本的な部分をインプットしたら、あとはアウトプットしつつ足りないところをインプットしていきます。

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