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■SQLとは?
SQLはデータベースを操作するための言語です。一部プログラミング言語のように複数行に渡って命令を出す方法もありますが、基本的には一文で命令が完結し、一文ごとに処理を実行します。

SQLの実行方法としては、コマンドラインなどに直接書き込んで実行する方法と、他のプログラミング言語に埋め込んで一緒にSQLも実行する方法があります。目的に応じて使い分けますが、最初にSQLを練習するのであれば、コマンドラインに入力してデータが意図通りに変化することを確認していきます。

基本的にはプログラミング言語と違っていろいろな処理が行われるわけではなく、データベースの中身が変わる、データベースの中のデータを使用するために取り出してプログラムに渡す、といった役割に徹しています。

そのためSQLは特に面白いものでもないのですが、データベースは現状システム開発において必須のもので、同様にそれを操作するSQLの役割も大きいです。個人でのアプリ開発などではあまりデータベースを扱わないかもしれませんが、業務用のシステムなどではほぼ確実にデータベースを扱うので、SQLを学習しておいて損はないでしょう。

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SQLについて

SQLはデータベースを操作するための言語で、実際にSQLを書く際に使用する命令は基本的には単純です。具体的には、「テーブル操作」「データ入力・変更・削除」「データ参照」「テーブル結合」「クエリ結合」当たりの操作が多いです。

システムに合ったデータベースをゼロから設計するのは難しい点も多いですが、SQLコマンド自体はそれほど難しくありません。システムに合わせて必要な処理を考えるのは難しいですが、必要な処理さえわかればそれをSQL化するのはそれほど難しくないということです。

つまり、今データベースに対して行うべき操作を日本人なら日本語、もしくは英語などの自然言語で説明することができれば、あとはそれをSQLに変換するだけだということになります。

プログラミングを行う際も先に自然言語でアルゴリズムやロジックを考えてからそれをプログラミング言語にしますが、自然言語からプログラミング言語に変換する作業よりも、自然言語からSQLに変換する作業の方が簡単です。

なので、プログラミングはある程度得意だがデータベースは触れたことがない、といった方でも積極的にSQLを学習すれば上達は早いです。

■SQLの資格について
SQLの資格には、「オラクルマスター」「データベーススペシャリスト試験」「OSS-DB技術者認定」などがあります。オラクルマスターとOSS-DB技術者認定は民間資格で、データベーススペシャリスト試験は国家資格になります。

このなかでもっとも難易度が高く資格の取得価値が高いのは、国家資格であるデータベーススペシャリスト試験です。SIerでは高く評価される資格で、SIer以外のIT業界でも難関資格取得者として一定の評価を得ることができます。

またデータベースについての知識を網羅的に問う内容なので、自分のスキルとしても役立ちます。ただし前段階となる応用情報技術者試験に合格していないと試験内容が増えるため、取得までにある程度時間が掛かります。

オラクルマスターについては、Bronze、Silver、Gold、Platinum、と4段階のレベルが設定されていますが、ある程度評価が得られるのはGoldからでしょう。ただし自分の実力試し、知識確認として受験するのは良いことなので、下位のレベルの資格試験にも価値があります。

OSS-DB技術者認定もSilverとGoldに分かれていますが、一定の評価を得られるのはGoldの方です。それでもオラクルマスターの方が認知度が高いので、そちらを優先した方が良いかと思います。

■SQLの魅力・市場動向について
SQLの魅力は、データベースを操作できる唯一無二の言語だということです。今のところ、SQLに変わる存在はありません。ソフトウェアの機能で直感的、視覚的にデータベースを操作できるものはありますが、コーディングしてデータベースを操作するためにはSQLの知識は必須なのです。

SQLなくしてデータベースに複雑な処理を行うことは不可能です。そして、市場動向についても今後も今の状況は変わらなさそうです。ソフトウェアが進化すれば直感的に操作できる割合は増えますが、それでも限界があります。

たとえば今の時代OSコマンドが使えなくても、普通に操作する分にはすべて直感的に扱えます。WindowsやLinuxを使っていて、いちいちコマンドを入力して操作している人はほとんどいないはずです。

このように昔はコマンドでやっていたことが直感的にできるようになっているのですが、データベースについてはOSのようにはいかないです。各データを照合して一致した場合にのみ書き換える、取り出す、といった操作は直感的に組み込むことができないからです。

ユーザーが直感的な操作をしているときにも裏ではプログラムが動いているのですが、データベースの処理をこのように自動プログラム化するのは難しいということです。なので、今後もSQLはフル活用されるでしょう。

■SQLの勉強法について
SQLの勉強法は、最初はインプット中心で良いでしょう。だいたいの場合SQLを学習する人はすでにプログラミングスキルがある程度備わっているため、動いている実感を得るために手を動かす段階はクリアしているかと思います。

なので、プログラミング初心者のようにデータベースから値を取得したり書き換えたりして試す作業は不要かと思います。学習ツールとしては、書籍、Webサイト、動画などがありますが、好きな媒体を選択すると良いです。

アウトプットについては目的や状況にもよりますが、会社で使用するならそこでSQLを入力してみると良いですし、個人開発で使用するならそこで入力してみると良いです。データベースだけの環境を作って挙動を試してみるのもありですが、正直あまり面白いものではありません。

システムと連動させて初めてデータベースは面白いものになるので、インプットが終わったらシステムと連動している環境でアウトプットするのが良いかと思います。

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