ゼロからドットインストールで学びエンジニアとして発注を受けてみた
18/09/30 14:25:26 19/04/12 16:58:46
目次
プログラミング学習媒体はたくさん!
今の時代プログラミングの学習環境は非常に充実しており、独学でプログラミングを学ぶ方法はいくつもあります。たとえば、書籍、Webサイト、動画などの媒体が挙げられ、これらの媒体を活用することでプログラミングの基礎をインプットできます。
コンテンツについても基礎から応用まで含まれており、プログラミングの基礎を学べることはもちろん、応用編に入れば実際のアプリ、システム開発を手掛けることも可能です。もちろんインプットするだけではなく後々アプトプットも行いつつトライ&エラーで技術を磨いていくのですが、少なくとも上記の媒体を活用するだけでプログラマーとしてのスタートラインはクリアできるのです。
動画による学習がオススメ!
媒体のなかでも特に挫折しにくく楽しく勉強できるのが動画です。書籍やWebサイトは自分で読み進める必要がありますが、動画なら見ているだけで勝手に進んでいきます。その結果、受動的に見ているだけである程度インプットができてしまうのです。
もちろん集中力がなさ過ぎると頭に入りませんが、音声解説しながら実際に作業している動画を見れば、そこまで集中していなくても頭に入って来やすいです。このようにメリットのある動画ですが、プログラミングについての動画コンテンツは数多く存在します。
そこでこのページでは、プログラミングの動画コンテンツのなかでも人気のあるドットインストールについて紹介します。またドットインストールで学べば最終的にプログラミングの仕事を受注することができるので、それについても解説します。
ドットインストールとは
ドットインストールとは、プログラミングに関する動画コンテンツをまとめたサイトです。「3分動画」をコンセプトにしており、実際3分程度の動画が多いです。1つ当たりの動画の時間は短いのですが、その分動画コンテンツの数が多く、自分の勉強したい内容をピンポイントで探すことが可能になっています。
たとえば、「HTML入門」「CSS基礎文法入門」といった基礎をまとめた動画もあれば、「JavaScriptでおみくじを作ろう」「PHPでログイン機能を実装しよう」といった応用編動画もあります。
有料会員になれば文字起こし機能などを利用できますが、基本的には無料会員で充分に学習できます。無料で数多くのプログラミング言語の基礎からちょっとした応用まで学ぶことができるので、非常に優れた動画サイトと言えるでしょう。
プログラミング知識をまとめた動画サイトは数多くありますが、そのなかでもドットインストールは超有名かつ人気の動画サイトです。「プログラミングを動画で学びたいならまずはドットインストール」と言っても過言ではないくらいの優良動画サイトなので、ぜひご活用ください。
ドットインストールで学べる言語は?
現在、ドットインストールで学べる言語は次のとおりです。
- HTML & CSS
- JavaScript
- jQuery
- Ruby、Ruby on Rails
- PHP
- Java
- Python
- Swift
- Android
- Kotlin
- Go言語
- Unity
- C
- C#
- C++
- Scala
- Perl
- COBOL、など
アプリ開発にチャレンジしてみる
上記の通りドットインストールはプログラミングの基礎からちょっとした応用までを効率的にまとめてあり、プログラミング初心者にも取っつきやすい内容になっています。ドットインストールの動画でインプットすれば基本的なことがわかりますが、当然これだけだとアプリ開発の知識として十分ではありません。
基本ロジック+αで簡易的な機能の実装も紹介しているのですが、プログラマーを名乗るレベルになるにはもう少しレベルを上げていく必要があるのです。ちなみに、ドットインストールで学んだ内容をそのままアウトプットしてみるかどうかはどちらでも構いません。
たとえばループや条件分岐や出力といった基本ロジックであったり、姓名診断アプリなど簡易的なアプリの開発手法であったりを解説しているのですが、これを自分も入力して試してみるかどうかはどちらでも良いということです。
あくまでもこれらの知識は土台になるものなので、頭に入って把握できたのであればインプットのみでも問題ないからです。逆にインプットだけだと理解できない、実際に試した方が理解しやすい、ということであれば、基礎のアウトプットも行えば良いです。
基本のアウトプットは時間の無駄だと感じるのであれば、ドットインストールのコンテンツはあくまでもインプット用として活用し、アウトプットはより高度なアプリ開発で試してみると良いでしょう。
完全なプログラミング初心者ならドットインストールの内容を真似てアウトプットしてみるのも良いですが、ある程度プログラミングを経験している方はそこまでしなくても良いかもしれません。
ざっと流し見してその言語の概要を掴んだら、さっそくアプリ開発に取り組むと良いですね。
トライ&エラーでスキルアップ
実際にアプリ開発に取り組むと、当然バグが発生したりうまくいかずに詰まることがあります。このバグを解消して先に進む過程で問題解決能力、プログラミングスキルが身に付いていきます。
ドットインストールで学ぶ内容は基礎知識+αなので、実践的なスキルを身に付けるためには、ドットインストールの内容を土台として自分でアプリ開発にチャレンジする必要があります。
また、残念ながらバグの解消法や自分の直面しているトラブルは動画コンテンツでは解消できません。動画はあくまでもプログラミングの基本的な部分をまとめたものなので、枝葉の部分やバグについてのコンテンツは充実していないためです。
バグを解消するためには、Webサイトや書籍を当たってリサーチする必要があるでしょう。ドットインストールのような動画コンテンツは最低限必要な情報が効率的にまとめられていますが、逆に言えばその他多くの情報はありません。
動画は基礎のインプットには使えますが、そこから先になるとトライ&エラーとWebサイトと書籍でスキルアップを図ります。苦労してアプリを制作すれば、これこそが活きたプログラミングスキルとなります。
仕事を受注する
仕事を受注する方法は意外と簡単で、クラウドサービスやフリーランスのためのIT案件をまとめたサイトからすぐに受注することができます。スキルさえあれば、特に迷うこともないでしょう。
仲介サービスを通してクライアントにメッセージを送って仕事をもらう形になるため、すべてネット上で完結します。仕事はサイトから自分で探すため、上のトライ&エラーの工程の前にどのような仕事があるのかある程度確認しておいた方が良いかもしれません。
なぜなら、受注したい仕事に合わせてトライ&エラーを行った方が、ピンポイントで必要なスキルが身に付くからです。サイト以外の受注方法としては、SNSを活用する方法もあります。
SNSを通して見つけた方が単価が高い場合もありますが、探しにくい、交渉が面倒、といったデメリットもあるため、最初はWebサイト上の案件を受注するのがおすすめです。
一連の流れをおさらい
上記の内容をまとめると、プログラミングの勉強から仕事の受注までの流れは以下のようになります。
フリーランス用の仕事を探す→身に付けるべきスキルを選定する→ドットインストールで基礎を学ぶ→実際にアプリ開発してスキルアップする→仕事を受注する
以上のような流れになります。絶対にこの流れ通りに進めなければならないわけではありませんが、一番効率的かと思います。またドットインストールのコンテンツを見てすぐに仕事を受注することも不可能ではありませんが、自分自身もクライアントも困る可能性があります。
自分一人で作業する場合詰まったら自分で解決しなければならず、納期を守れない、最悪の場合完成しない、といった可能性もあります。そうすると自分もクライアントも困るので、受注する前にいったん似たようなシステムを試作してみることをおすすめします。
仕事ほどきっちり作り込む必要はないので、とりあえず実際に自分にできるのか、期間はどのくらい掛かるのか、といったことを把握できた上で仕事を受注するようにしましょう。
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