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■Illustratorとは?
Illustratorとは、アドビシステム社が販売している画像編集ソフトウェアです。1985年に初版がリリースされているので、すでに30年以上の歴史がある有名ソフトウェアになります。

パソコンでイラスト制作等の作業を行うなら真っ先に挙げられるソフトウェアで、イラスト制作や画像編集を生業としていてIllustratorがパソコンに入っていないという人はおそらくほぼいないでしょう。

そのくらいイラスト制作、画像編集ではメジャーなソフトになります。保存形式もPDF、PNG、JPEG、と自由に選べるため、環境やOSを選びません。

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Illustratorについて

Illustratorの概要は上記の通りで、画像編集やイラスト制作ではもっとも有名かつ利用されているソフトウェアの一つです。しかしIllustratorともう一つ超有名な画像編集ソフトウェアがあり、それはPhotoshopです。

この二つがどう違うのかよくわからない、どちらを選べば良いのかわからない、という方も多いことでしょう。また比較した方が画像編集やイラスト制作ソフトウェアの相場がわかり、結果的にIllustratorの理解にもつながります。

そこで、IllustratorとPhotoshopの違いも紹介しておきます。まず、Illustratorはベジュ曲線といって、拡大縮小しても画像が荒れない線で描かれている点に大きな特徴があります。

一方で、Photoshopは点の集まりでできたビットで描いています。つまり、拡大していくと点が見えます。このことから、Photoshopはビットで集まった写真の編集などに向いています。

逆に、Illustratorはビットではない文字のレイアウト、ロゴやイラストなどの加工に向いています。Illustratorという名前の通り、機械的な画像や映像よりもイラストに適性があります。

職種としては、PhotoshopはWebデザイナー、グラフィックデザイナー、CGデザイナー、といった職種の人が使用するケースが多いです。一方で、Illustratorは印刷物のデザイナー、イラストデザイナー、キャラクターデザイナーが使用するケースが多いです。

■Illustratorの資格について
Illustratorの資格には、「Illustratorクリエイター能力認定試験」というものがあります。この試験では、Illustratorを用いてのデジタルコンテンツ作成能力、画像編集能力、知識、などを問われます。

試験はスタンダードとエキスパートでレベルが分かれているため、Illustratorを使い始めた人が目指す資格としてはスタンダードの方が良いでしょう。レベルとしては、指示された内容について正確に作業できる、という業務レベルの最低限程度になります。

エキスパートについては、クライアントのニーズを読み取って自由自在にコンテンツを作り込める、知識に関しても網羅している、といったレベルが求められます。会社員としてだけではなく、フリーでIllustratorを使った仕事を受注できるくらいのレベルとイメージするとわかりやすいでしょう。

しかし、どの業界に就職するにしても、Illustratorの能力だけで判断されるわけではありません。その他の技術レベルも問われますし、人間性やコミュニケーションスキルも関係してきます。

なので、Illustratorの資格を取得すると少し企業からの評価が上がり、一番重要なのは自分のスキルを高めること、という認識で資格試験に臨むと良いでしょう。

■Illustratorの魅力・市場動向について
Illustratorはイラストやキャラクター制作を行う人ならほぼ例外なく使用経験のあるソフトで、基本的な使用方法や経験がないと仕事に支障が出るほどです。市場動向としても、Illustratorが急になくなることはないでしょう。

仮にユーザーからの不満や新たな要望が上がってきたとしても、Illustratorは随時バージョンアップを重ねています。そのため簡単に他のソフトに立場を奪われることはありません。

そして、仮にIllustratorに変わる新たなソフトウェアが市場に出てきても、Illustratorを通して培った技術は活かせます。新たなソフトウェアが出てきてもIllustratorに近い機能を持つものだと考えられるので、Illustratorのスキルがまったく役立たないということはまず考えられません。

Illustratorの使い方はもちろんIllustratorを使ってデザインを作るスキル自体はソフトウェアが変わっても同じなので、万が一Illustratorがなくなっても、勉強したことは無駄にはなりません。

■Illustratorの勉強法について
Illustratorはイラストなどのデザイン業界では超有名かつ真っ先に使い方をマスターすべきソフトウェアなので、情報が充実しています。書籍、Webサイト、動画、などのコンテンツが豊富で、特に英語であればゼロから応用編までの動画がかなり多いです。

YouTubeなどで動画を見ているだけで学べるコンテンツも多いので、見てみても良いかと思います。日本語コンテンツよりも英語コンテンツの方が多いのですが、YouTubeなら動画に字幕を付けることも可能で、なおかつIllustratorは直感的に操作できるので言葉がわからなくても案外内容はわかるかと思います。

解説しながら実際に作業している動画を見れば、直感的に理解しやすいでしょう。動画を見るのが好きでない方は、書籍やWebサイトでもまったく問題ありません。これらの媒体で基礎を押さえたら、練習問題がネット上や書籍であるので、それをこなします。

そこからはインプットとアウトプットの繰り返しで、実際に作る、方法を調べる、を繰り返していきます。ある程度できるようになったら、より高みを目指してプロの作品を見たり、真似して作ってみると良いでしょう。

そして真似できるレベルになったら、クオリティの高いオリジナル作品を制作して、そこまできたらIllustratorをマスターしたと言えます。

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