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■C言語とは?
C言語はJavaと並んでもっとも知名度の高いプログラミング言語かと思いますが、誕生したのは1972年です。今主流のプログラミング言語のなかではかなり古く、PHPやJavaなど比較的新しく現代風の言語と、アセンブリやCobolの中間くらいのイメージです。

最近の言語ほど自動でやってくれる処理は多くなく、ポインタやメモリの割り当てなど意識的にコーディングする必要があります。なので、物理層から意識してプログラミングスキルを高めていきたい方にはJavaよりもむしろ良いかもしれませんね。

ちなみに、現在ある世界中のシステムのうち、C言語のシェアは第2位です。統計を取っている機関は世界中にありますが、だいたいどの統計データでもそのようになっています。ちなみに1位は予想通りJavaです。

このことから、現状も世界中で人気の言語であることがわかります。ただし、希望開発言語のランキングは下がっていて、現在世界で6位です。1位はJavaで、やはりJava人気は不動です。

急速に伸びている言語としてはPHPやRubyで、より直感的にコーディングできる点が魅力です。C言語は勉強のためには良いのですが、悪く言うとコーディングが大変、面倒くさい、難しい、といったデメリットがあります。

システム開発現場ではなるべくコーディングを簡単にして属人性を排除したいのですが、C言語は難易度が高い分スキルが求められます。そのため、やや新しい言語にシェアを奪われている印象は否めません。とはいえまだまだ人気の言語、それがC言語です。

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C言語について

C言語は、CPUやメモリを意識してプログラミングするので、学習用としては非常におすすめです。PHPやRubyは人気で実装しやすいですが、ハードウェアのことをよくわからないまま実装できてしまいます。

コンピューターの内部で何がどうなっているのかよくわからないまま表面的な処理だけを意識してコードを書いている場合はよくあるので、C言語を学べば意識が変わってくるでしょう。

■C言語の資格について
C言語の資格には、「C言語プログラミング能力認定試験」というものがあります。主催はサーティファイ情報処理能力認定委員会という民間で、1級、2級、3級に分かれています。主にC言語のロジックとOSとの関連についての問題が出題されるため、C言語の基本を試すのにちょうど良いと言えます。

ただし、あくまで基本的なことで、C言語の機能は資格の内容以外にも様々です。そもそもC言語の機能をすべて覚えることは不可能で、重要なのはその都度自分の実装したいシステムに必要な情報を調べることです。

ある程度C言語で何ができるのか把握していないと調べる内容も検討が付かないので基本を学ぶことは重要ですが、基本を身に付けたら後は実践を通して必要な情報のみピックアップしていくということです。

技術書は辞書のようなもので、隅々まで頭に入れるものではありません。資格試験では開発に役立つ内容がピックアップされていますが、自分の作りたいシステムに直結するとは限らないので、あくまで指標として受けるのが良いでしょう。

資格を取得したからすぐにスキルアップするというわけでもなければ、企業からの評価が急に高くなるわけではありません。スキルは実践を通して身に付けるという前提のもと、それでも資格がスキルアップに役立つと判断したのであれば受験してみるのも良いでしょう。

資格さえ取れば企業からの評価が上がって給料もアップすると思っていると、後から話が違う、となってしまうかもしれません。資格試験はあくまでも自分自身のスキルや知識を試すためのもので、なおかつ実践的なスキルに必ずしも直結するわけではないということです。

■C言語の魅力・市場動向について
C言語で作られたシステムは、上記の通りJavaに次いで多いです。ただし、新規のC言語案件は年々減っているということでした。なので、総合的に見るとC言語の需要は高いものの、学習するなら他の言語を優先した方が良いです。

まず第一に学ぶべき言語としてはJavaです。既存のシステムも今後作られるシステムもJavaがもっとも多いので、特に会社員のエンジニアとして働く場合Javaが扱えないと仕事の幅はかなり狭まります。

Javaが最優先として、次に学ぶべきはPHPやRubyでしょう。どのような会社に入るのか、どのような案件を手掛けるのかによって詳細は変わってきますが、特に希望がない場合上記の流れで学習するのがおすすめです。

PHPとRubyのどちらかを選ぶのであれば、PHPをおすすめします。シェアが多い上に伸びており、またフリーランスの在宅案件としてもPHP案件は豊富です。Javaは全体の構造の効率化に優れていますが、その分ステップ数の少ないシステムだとクラスやオブジェクトの概念がかえって邪魔になります。

クラスやオブジェクトは継承して使い回ししやすいように作成しているものですが、システムの規模が小さいと使い回す機会がありません。つまり、使い回ししないのに無駄に使い回しに便利なロジックを作らなければならないのです。

これはあくまでもイメージですが、ちょっとした自分用のメモ書きを残したいだけなのに、みんなが見やすく、なおかつマニュアルとして使えるものを書かなければならないイメージです。

ちょっと書いて動かしたいだけなのに、いちいちクラス化が面倒、といったことです。その点PHPは小規模システムで使いやすいので、在宅案件も豊富です。これらの言語学習が優先ですが、最終的にはC言語の学習もおすすめします。

上記の言語の優先度が高いという理由もありますが、JavaやPHPを学習した後の方がC言語に取っつきやすいという理由もあります。C言語は上述の通り難しいので、プログラミング初心者はもっと簡単な言語から入った方が楽しみながらスキルアップしやすいでしょう。

JavaやPHPを学んでいれば、そこで身に付けたアルゴリズム等をベースに、C言語ならではのポイントを押さえることができます。

■C言語の勉強法について
必要性の高い場合以外、C言語以外の言語からの学習をおすすめします。プログラミングの基本のアルゴリズムやロジックの書き方を学んだうえで、C言語ならではの注意点、必要な概念を書籍やWeb媒体でざっくりインプットするのが良いですね。

最初からこだわりすぎるとかえって挫折するので、ざっくりと概要を把握し、さっそく実践に入っていきましょう。必要な情報をその都度インプットしながらアウトプットしていく形式を取れば、自分に必要なもっとも生きた知識を身に付けることができます。

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