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■Cocos2d-xとは?
Cocos2d-xは2Dゲームの人気フレームワークです。現状リリースされている2Dゲームアプリの多くはCocos2d-xで開発されており、たとえばツムツムはCocos2d-xで開発されています。

Cocos2d-xは無料利用できるので、その点に魅力を感じて使用しているユーザーも多いでしょう。しかし、ツムツムを作っているLINEは資金力があるので、無料だからといってスペックの低いフレームワークを使用するとは考えられません。

つまり、Cocos2d-xは無料だという魅力ももちろんあるのですが、有料のフレームワーク以上の機能性を備えているのです。すべての機能を無料で使用でき、動作も軽量です。ただし、デメリットもいくつか挙げられています。

具体的には、バグが多い、サウンド周りが弱い、導入作業に面倒な点がある、バージョンアップが多くて更新が面倒、などです。ただしこれらの口コミは数年前のもので、現状は良い口コミが多くなっています。

バージョンアップが多くて更新が面倒という意見がありますが、バージョンアップが多いということはそれだけ改良が重ねられているということです。ユーザー数が多い分、満足度を上げるために日々企業努力がなされているのです。

バージョンアップが多いため、他のデメリットはどんどん解消されていると考えられます。

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Cocos2d-xについて

Cocos2d-xは基本的に2Dゲーム用のフレームワークですが、一応3Dゲーム開発でも使用できます。ただし、実際のプロジェクトで使われている事例としてはほぼ2Dゲームです。コーディングができることはもちろん、UIエディタやアニメーションエディタも使用でき、なおかつすべて無料です。

デメリットは上で挙げた通りですが、他には単体で使用しにくいというデメリットもあります。Cocos2d-xを使用しているプロジェクトは多いですが、実際は複数の開発環境を組み合わせて使用しています。

開発言語は3種類あり、C++、Lua、JavaScriptです。Luaはあまり聞きなれない言語かと思いますが、Cocos2d-xを用いたプロジェクトの過半数はLuaで開発を行っています。オブジェクト指向の書き方も手続き型の書き方もできる優れもので、小規模システムから大規模システムまで対応しているのです。

そのため、大規模なプロジェクトで導入されていることはもちろん、個人が遊びでゲームを作るにも最適です。Cocos2d-xで使用言語はLua、という環境で開発を行えば、楽しくプログラミングの勉強ができて一石二鳥です。

■Cocos2d-xの資格について
Cocos2d-xに資格はありません。そもそもフレームワークの使い方の資格があるのかどうかはわかりませんが、少なくともCocos2d-xの資格は調べた限り見当たりません。仮に存在したとしても、あまり取得するメリットはないでしょう。

Cocos2d-xやその他のフレームワークに限った話ではありませんが、基本的にIT業界では資格の評価はそれほど高くありません。SIerは資格である程度評価する傾向がありますが、それには理由があります。

その理由とは、資格でしか評価できないからです。どういうことかというと、SIerではメンバーを月単価で管理しており、なおかつ人員管理の担当者がITのプロとは限りません。開発メンバーの数が多くて一人一人のスキルを測るのが難しいことや、担当者にその能力があるとは限らないので、結果的に所有資格に応じて月単価を決めていることがあります。

月単価が上がれば、資格を所有しているメンバー本人にも多少還元されます。なので、SIerは資格を取得するメリットが多少あります。逆にWeb業界やゲーム業界など開発スキルが求められる業界では、資格よりも実務経験や技術力が評価される傾向にあります。

ゲーム業界は完全にスキル勝負の世界のなので、資格よりもゲーム開発のためにプログラミングの経験を積んだ方が良いでしょう。

■Cocos2d-xの魅力・市場動向について
Cocos2d-xは2Dゲーム界でのシェアが大きく、この傾向は今後も続くと考えられます。既存のシステムのフレームワークがいきなり一新されることはあまりないので、そのままでしょう。

今後よりレベルの高いフレームワークが誕生すればCocos2d-xから取って代わられる可能性がありますが、特に気にする必要はないでしょう。フレームワークはあくまでも開発の際に利用するツールなので、トレンドが変わったらそれに合わせれば良いだけです。

それを言ったらプログラミング言語もただのツールなので時代によってトレンドは変わるのですが、プログラミング言語はある程度勉強して慣れないと対応できません。その点フレームワークは入れ替えて使っていればすぐに慣れるので、トレンドに過剰に敏感になる必要もないでしょう。

■Cocos2d-xの勉強法について
Cocos2d-xは事前に勉強するというよりは、まずは導入方法を調べて導入し、そこからは開発しつつわからない点を調べていくのが良いでしょう。調べ方としては書籍でもネット上の情報でもどちらでも良いです。

Cocos2d-xは利用者が多い分情報量も多いので、困ることも少ないかと思います。たまにフレームワークも含めて最初に技術書を隅々まで読破しようと試みる人がいますが、まったくおすすめできない方法です。

技術書は辞書のように使用するのが一般的で、隅々まで読むものではありません。すべて覚えたからといって技術力が上がるものでもなければ、プログラミングの世界をすべて暗記することは不可能です。

どちらかというと必要なタイミングで必要な情報を取り出して実装するスキルが重要なので、覚えるのではなくツールとして自由に使いこなすことがポイントです。なので、技術書を覚える時間があったら、コーディングに取り組んで技術書は補助的にうまく活用するようにしましょう。

そうすることによって、コーディングに必要なスキルが効率的に身に付きます。たとえば国語の勉強をする際に辞書を最初から読む人はいないかと思いますが、それと同じです。全部覚えようとするのではなく、必要な情報を必要なタイミングで抜き出す練習をしましょう。

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